1 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします (京都府) :2011/03/15(火) 00:40:35.55 ID:BOx6xQCC0
QB「じゃあ僕と契約してくれるかい?」
まどか「おう、断る理由なんてありゃしねぇ!
面白そうなことには全力でぶつかってけって、父ちゃんがよく言ってたんだ!」
QB「君の願いを叶えてあげられるけど、何がいい?」
まどか「金、酒、男! あとは美味いモン食えりゃそれでいい!」
QB「君ほど欲望に正直な人間は初めて見たよ。
じゃあ契約を始めるよ」
まどか「おう、ちゃちゃっとやってくれや!」
2 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします (京都府) :2011/03/15(火) 00:44:28.50 ID:BOx6xQCC0
ほむら「お待ちなさい」
まどか「おっ、なんでぃ姉ちゃん!
今ちょっと忙しいんでぃ、後にしてくんねぇか!」
ほむら「私は魔法少女のあけみほむらよ」
まどか「おっ、魔法少女かい!
じゃあこれから私と同業者だなぁ! いっちょよろしく頼むわ!」
ほむら「そういうわけにはいかないわ。
あなたはきゅうべぇと契約してはいけない」
まどか「ああん? それはどういうこったァ」
QB「……」
3 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします (新潟・東北) :2011/03/15(火) 00:48:53.72 ID:sPJ3m52MO
基になったキャラはなんだべ
4 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします (dion軍) :2011/03/15(火) 00:50:06.28 ID:A1G8i3sV0
絶対にタカさんみたいな体格だよこのまどか
5 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします (京都府) :2011/03/15(火) 00:50:38.30 ID:BOx6xQCC0
ほむら「それは言えないけれど……
とにかくあなたは魔法少女になっちゃいけない」
まどか「ああ~ん? はっきりしねェ物言いだなぁ」
ほむら「お願い……私のことを信じて」
まどか「うぅーん……」
QB「まどか、そんなやつは放っておいて、僕との契約を始めよう!」
まどか「うーん……すまねぇ、きゅうべぇ!
ちょっと契約は見送りってことにしてくんねぇか!」
QB「えっ、どうしてだい」
ほむら「!」
まどか「こんな可愛い姉ちゃんに必死に頼み込まれちゃァ、断れねえってもんだよ!
女の言うことは聞いてやれってのがウチの家訓でさァ」
ほむら「あ、ありがとう……かなめまどか」
まどか「いいってことよ! 気にするない!」
QB「やれやれ……人間ってのはわけがわからないよ」
6 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします (京都府) :2011/03/15(火) 00:56:11.44 ID:BOx6xQCC0
……
まどか「なァにィ~!? さやかお前、魔法少女になっちまったのかァ~!?」
さやか「あっうん、実はそうなんだ」
まどか「くぅ~っ、羨ましいぜェ!
あー、私も契約して魔女相手に大暴れしてみてえなァ!」
さやか「魔女をやっつけるとすっごく気持ちいいよ」
まどか「ところで、さやかァ~……
お前、きゅうべぇにどんな願い事叶えてもらったんだァ~?」
さやか「えっ、そ、それは……」
まどか「あ~すまねぇ! 野暮なこと聞いちまったなァ!
お前の願い事なんてこいつ以外にあるわけねえか!」(小指を立てる)
さやか「もーまどかったら、オヤジ臭いなぁ~」
まどか「へっへ、このまま行くとこまで行っちまえよ!」
さやか「もー! からかわないでよー!」
10 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします (京都府) :2011/03/15(火) 01:02:22.77 ID:BOx6xQCC0
……
まどか「おうさやか! この前は済まなかったなァ、ソウルジェム投げちまって!
いっやァー、あのほむらって姉ちゃんがいなかったらどうなってたか!」
さやか「私、もう死んでるんだね」
まどか「おう、死ぬ気になれば何でもできる!っつうけど、
もう死んでんだからこまけぇことなーんも気にする必要ねえな!」
さやか「こんなゾンビみたいな体じゃ……
抱きしめてくれなんて……愛してくれなんて言えないよ……」
まどか「なぁーに、そういうシュミの男も探せば一人くらい居らァ!
べっつに上條にこだわる必要ねーじゃねえか! な!」
さやか「誰かの幸せを願ったぶん誰かを呪わずにはいられない……
それが魔法少女なんだね」
まどか「暗い暗い! まずおめーが幸せになってみせろよ!
誰かを呪うのはそれからでも遅くねぇ!」
さやか「その気になれば、痛みなんて完全に消しちゃえるんだ……あははははは!」
まどか「おっ、その調子だ! 魔女なんてぶっ飛ばしちまえ!」
ほむら「話噛み合ってないわね」
11 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします (京都府) :2011/03/15(火) 01:02:35.94 ID:BOx6xQCC0
あっマミさん忘れてた
14 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします (広西チワン族自治区) :2011/03/15(火) 01:05:52.60 ID:5LpMkAKkO
QBが、/´・ω・`ゝこんな顔で困ってそうだ
15 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします (京都府) :2011/03/15(火) 01:07:41.66 ID:BOx6xQCC0
……
まどか「なァ~にィ~!? さやかが魔女になっちまっただァ~?
それはマジかよ、あんこ!」
杏子「ああ、大マジだ。私の目の前で魔女に変わっちまいやがった」
まどか「バッキャローてめぇ、さやかが魔女になっちまうのを
黙って見てたっていうのかよォ、ああん?」
杏子「すまない、私にはどうしようもできなかったんだ。
今から私はさやかのもとに向かう。あんたも一緒に来てくれないか」
まどか「何いってんでィ、私ャ魔法少女じゃないんだぜェ?
ついてったところで足手まといにしかなんねェや」
杏子「いや、戦うんじゃない。
今ならまださやかの心が残ってるかも知れないから、
あんたがさやかに呼びかけてくれないか?
もしかしたら元に戻るかも知れない」
まどか「へェ~ッ、なるほどなるほど、そういうことかい!
ほんならいっちょ、さやかのために一肌脱いでやりますかァ!」
杏子「おっ、協力してくれるのか、ありがとう!」
まどか「ダチのためなら命だって惜しんじゃいけねェ!
爺ちゃんから耳にたこが出来るほど聞かされたんでね!」
18 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします (京都府) :2011/03/15(火) 01:13:28.04 ID:BOx6xQCC0
魔女空間。
さやか「ウゴゴゴゴオオオ」
まどか「ヒィ~ッ、さやかのやつ、なんておっかねえ姿になってやがんだァ!
これじゃ上條の野郎もドン引きだぜェ!」
杏子「私はあいつの攻撃を食い止めるから、あんたはさやかに語りかけてくれ!」
まどか「おう任せとけ! っつっても、さやかに何を語りかければいいのやら……うーん」
杏子「おい何してる、早くやれ!」
まどか「お、そうださやかァ、お前半年くらい前におねしょしてたろ!
学校行くまえお前んち通りかかったら、そりゃあ立派な日本地図が書かれた
布団が欲してあってさぁ、も~笑い転げちまいそうになったぜェ~!」
さやか「う、ウゴゴゴゴオオオ!!!」
杏子「おいもっとマジな話題はねーのか!
攻撃が激しくなりやがったぞ!」
まどか「すまねえ、大丈夫かあんこ!」
杏子「私の名前はキョウコだっ!」
まどか「へっ、あんこのほうがお前に似合うぜ! 可愛くてよ!」
杏子「ばっ……バカっ!///」
21 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします (京都府) :2011/03/15(火) 01:17:59.64 ID:BOx6xQCC0
まどか「あっ、危ない、杏子ォ!!」
杏子「えっ」
さやか「ウゴゴゴゴオオオ!」 三○ 三○
杏子「ぎゃああっぁぁぁっ!」
まどか「大丈夫か、杏子!
す、すまねえ……私が変なこと言って
気を反らせちまったばっかりに……!」
杏子「いや、いいんだ……あんたは悪く……ガハッ!」
まどか「杏子ッ!!」
さやか「ウゴゴゴゴオオオ」
まどか「さやか……てめぇ、もう許さねぇぞォ……
私の大事な大事なダチを傷つけやがって……!」
杏子「まど……か……」
まどか「ハラワタが煮えくり返って仕方ねぇぜェ……
こりゃあお前をぶん殴らねえと収まりそうにねェやァ……!!」
ほむら「それには及ばないわ」
22 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします (大阪府) :2011/03/15(火) 01:22:28.00 ID:ycVWVtYr0
ほむほむホント便利だなwwww
25 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします (チベット自治区) :2011/03/15(火) 01:24:35.89 ID:alxhh3VG0
作画:石川賢
26 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします (京都府) :2011/03/15(火) 01:24:42.10 ID:BOx6xQCC0
まどか「ほむらァ! 邪魔すんじゃねェ、
これは私とあいつの問題だァ!」
ほむら「落ち着きなさい。生身で魔女に勝てるわけがないでしょう」
まどか「くっ……畜生!」
杏子「ほむら、まどかを連れて逃げろ……後は私がなんとかする」
まどか「何とかするって……杏子てめぇそんな体で何する気だァ!」
杏子「へっ……言わせんなよ、分かってるくせに」
まどか「バッカヤロォォォ! そんなの許せるわけねえじゃねえかァ!
それにそれじゃ諦めてるのと一緒だろうがァ!!
私らはさやかをもとに戻すためにここに来たんだろォ! 違うかァ!」
杏子「まど……か……」
まどか「いいかァ……?
ここにはお前がいる……そして私がいる……
さらにほむらまでいるんだよォ……
この3人が集まって出来なかったことなんてあったか!? ないだろォ!!」
杏子「そう……だな……すまねえ、弱気になっちまってた……!
ようし、私たち3人でさやかをもとに戻してやろうぜェ!!」
まどか「おう!!」
ほむら(すごい……こんなルート、初めて……!)
29 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします (京都府) :2011/03/15(火) 01:31:14.08 ID:BOx6xQCC0
さやか「ウゴゴゴゴオオオ」
まどか「聞けぇ、さやかァァァァ!!
てめぇは杏子を傷つけた!!
だから私はてめぇをぶん殴らなきゃなんねぇェ!!」
ほむら「攻撃が来るわ」
杏子「よし、私に任せろ!」
まどか「思い出せよさやかァ、小学6年生の時!
くっだらねぇ理由で河原で殴り合いのケンカしたよなァ!!
私はあん時に確信したんだ!!
お前とは拳で語り合うのが一番だってなァ!!」
さやか「ウ……ゴゴ……」
ほむら「動きが鈍くなってる」
杏子「もう一押しか?」
まどか「てめぇにそんな妙ちきりんな格好は似合わねえ!
とっとと元の姿に戻りやがれ、さやか!
そしたら私はお前を殴る! だからお前も私を殴れ!
気の済むまで私を殴れよ、さやかァ!!
そしたらお前が魔女になるほど溜め込んじまった心の汚れも、
ちったぁすっきりするってもんだろ!」
さやか「ウ……ウウ……」
30 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします (埼玉県) :2011/03/15(火) 01:33:13.51 ID:2mVN7bCT0
こんなまどかと殴り合いしてよく平気だったなwwwwww
32 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします (京都府) :2011/03/15(火) 01:34:48.56 ID:BOx6xQCC0
まどか「遠慮なんていらねえぞ、私のことボッコボコにしてくれて構わねぇ!
何度でも立ち上がって、お前の拳の的になってやるからよォ!!」
さやか「ウウウ……ウウウ……」
杏子「見ろ、魔女の姿が……!」
ほむら「だんだん小さくなってる……」
まどか「えっ、何でお前のためにそこまでするかって?
バッキャロォ、決まってんじゃねえか!!」
さやか「ウ……ゴ……」
まどか「私とお前が!」
さやか「ウ……」
まどか「――友達だから、だよッ!!」
パアアアァァァァァァッ
杏子「な、なんだこの光は!」
ほむら「! 見て!」
さやか「……み、みん……な……!」
杏子「さやかァ! やったぜ、元に戻った!!」
33 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします (三重県) :2011/03/15(火) 01:35:58.37 ID:bxFMWgLp0
QB「わけがわからないよ」
36 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします (京都府) :2011/03/15(火) 01:39:11.57 ID:BOx6xQCC0
杏子「すげェ、すげェよ……!
ほんとに元に戻っちまうなんて……」
ほむら「奇跡としか言いようがないわ」
さやか「私……魔女になってた……んだよね……
もしかしてみんなに……ひどいことを」
杏子「ああ、そりゃもう強烈な一発を貰っちまったぜ」
さやか「ほ、ほんとに? ゴメン、大丈夫だった!?」
杏子「ああ、気にすんな。たいしたことはないからさ」
ほむら「ところでどういう原理で元の姿に……」
杏子「理由なんてどうでもいいじゃんか、なっ」
さやか「うん、理由は私にもわからない……
どこからかまどかの声が聞こえてきて……
それで、まどかと会いたい! って思ったら……」
杏子「あれっ、そういえばそのまどかはどこ行った?」
ほむら「向こうの方に隠れてるわ。
泣き顔を見られたくないんでしょうね」
杏子「ったく、しょうがねえやつだなぁー!
行ってこい、さやか!」
37 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします (内モンゴル自治区) :2011/03/15(火) 01:39:25.59 ID:u4ThRbwGO
泣いた
41 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします (京都府) :2011/03/15(火) 01:44:26.50 ID:BOx6xQCC0
さやか「まーどかーっ!」
まどか「! な、なんでィ、いきなり!
おどかすんじゃねぇやい!」
さやか「あっれー、まどか、もしかして泣いてるぅ?」
まどか「バ……バッキャロー、これは汗だよ!
魔女になったてめぇの攻撃かわすのに必死だったからなァ!」
さやか「えぇー、ホントに~?
素直になっちゃえよーまどかー」
まどか「て、てめェ~いいかげんにしろよなァ~!
てめぇのせいでこちとら大変だったんだからよォ!」
さやか「あっはは、ごめんごめん。
ありがとう、まどか。まどかのおかげで、助かった」
まどか「へっ、なんだよ改まって……照れるじゃねえかよォ」
さやか「私、これからの頑張るよ。まどかのためにも」
まどか「オウ、もう魔女になんかなるんじゃねェぞォ?」
杏子「うんうん、よかったよかった」
ほむら(このルートなら……ハッピーエンドを迎えられるのかも知れない)
42 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします (チベット自治区) :2011/03/15(火) 01:46:27.00 ID:GD7DItUB0
ぜひアニメ化してほしい
46 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします (京都府) :2011/03/15(火) 01:51:06.72 ID:BOx6xQCC0
……
ほむら「かなめまどか……ちょっといい?」
まどか「なんでィ、今から新台の試し打ちに行きてェんだけど」
ほむら「真剣な話があるの。
実は私……この時間軸の人間ではないのよ」
まどか「あぁ~ん? なんだそりゃァ~。
私ャSFみてぇな頭使う話は嫌いでよォ~。
映画はアクションものしか見ねぇことにしてんだよ」
ほむら「……じゃあ分かりやすく話すわ。
あなたを魔法少女にしたくなかった理由を」
まどか「おっ、なんだい、そっちの種明かしかい。
それずーっと気になっててメシも2杯しか食えなかったんだよなァ~」
ほむら「実は……かくかくほむほむで」
まどか「はァーん、なるほどなるほど。
つまりはワルプルなんとかっつぅのがこの街にやってきたときに
私が魔法少女になって戦うけど、最終的には魔法の力を使い果たして
魔女になっちまう……そういうこったな?」
ほむら「まあ噛み砕いて言えばそういうことになるわね。
でもこのルートは違う」
47 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします (京都府) :2011/03/15(火) 01:56:26.54 ID:BOx6xQCC0
まどか「どういうこったァ」
ほむら「みきさやかも佐倉杏子も生きている。
この3人が居れば、きっとワルプルギスの夜も打ち倒せるはずよ」
まどか「ほほォー、そりゃあ心強いこってェ」
ほむら「だから、あなたも魔法少女にならなくて済む」
まどか「魔法少女にならなくて、済む……か。
そりゃァ嬉し……くは、ねぇなァ」
ほむら「えっ」
まどか「ほむらァ……私ャこの前、魔女になったさやかと戦って思ったんでさァ。
私もあんたらの力になりてェ、ってなァ」
ほむら「そんな……」
まどか「ほむらァ、おめぇの気持ちは嬉しい! すんげェ嬉しいよ!
でも、でもなァ! 目の前で傷つきながら戦ってる人間がいるのに、
私だけが指くわえて見てるってのは我慢できねェんだよ!」
ほむら「っ……」
まどか「私も魔法少女になりてェ!
おめぇらと一緒に戦いてぇんだ!!」
51 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします (京都府) :2011/03/15(火) 02:01:38.26 ID:BOx6xQCC0
ほむら「バカ言わないで……私はあなたを魔法少女にしないために戦ってきた……
それをすべて無駄にしろって言うの……?」
まどか「フッ……なぁに言ってんだ、ほむらァ。
私を魔法少女にしないのは、何のためだ? 言ってみろォ」
ほむら「あなたを……不幸にしないため」
まどか「だろォ? そんなら話は簡単じゃねェか。
おめぇの話を聞いてる限りじゃ、
このルートでは私が魔法少女になりゃァ
ワルプルなんとかには圧勝できるんじゃねェのか? 違うか?」
ほむら「ええ……ワルプルギスの夜には勝てるし……
あなたはこの戦いで魔女にはならない……でも、
いつから必ず魔女になってしまう。
魔法少女とは、そういう悲しい宿命を背負っているの」
まどか「おめぇらがいてくれるじゃねぇか」
ほむら「えっ?」
まどか「私が魔女になっちまっても、おめぇらがいてくれる。
さやかを元に戻したみたいに、
おめぇらが私のことも元の姿に戻してくれるって信じてる。
だから私、魔女になっちまうことなんて、ぜぇーんぜん怖かねえよ」
ほむら「まどか……」
58 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします (京都府) :2011/03/15(火) 02:08:19.64 ID:BOx6xQCC0
まどか「一緒に戦わせてくれ、ほむら。
魔法少女として」
ほむら「っ……うっ……」
まどか「バッ、バカヤロ、なに泣いてやがんだ!!」
ほむら「ごっ、ごめんなさい……
その言葉……あなたのその言葉が……
私は一番、聞きたかったのかも知れない……っ」
まどか「へへっ、そうかい。
今までつらい思いしてきたんだろう、ほむら。
これからは私が付いててやるからよ!
もう一人ぼっちじゃねぇぞ!」
ほむら「う……ううっ……ま、まどかぁーっ!」
まどか「私の胸で泣けぇ!」
ほむら「う、うわぁぁぁーん、うぁぁーっ!」
まどか「そうだ、泣きたいときは思いっきり泣いていいんだ!
それくらいはおてんとさまも許してくれらぁ!」
杏子「青春だな」
さやか「うん」
67 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします (京都府) :2011/03/15(火) 02:13:51.71 ID:BOx6xQCC0
……
QB「本当に契約してくれるんだね、まどか」
まどか「おうよ、立派な魔法少女になって
魔女なんてぎったぎたにしてやるからよ、
とっとと魔法少女にしてくれや!」
杏子「へへっ、あんたが魔法少女になってくれるなんて、心強いよ」
さやか「まどかならきっとスゴイ魔法少女になれるよね」
ほむら「希望の光が見えるって、こういうことを言うのね」
QB「それでまどか、願い事はなんにする?
この前言ってた、金、酒、男、あとは美味いモンでいいかい?」
まどか「あ~、色々考えたんだけどよォ、やっぱそれ取り消しで!
私の願い事は……そうだなァ」
杏子「ニッ」
さやか「えへへ」
ほむら「ふふっ」
まどか「こいつらと、いつまでもずーっと仲良く、一緒に居てぇなッ!」
お わ り
69 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします (京都府) :2011/03/15(火) 02:14:44.83 ID:BOx6xQCC0
おしまい
まどかのキャラの元ネタは特にない
数分で落ちるから即興で書くとスリリングですNE
70 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします (関東・甲信越) :2011/03/15(火) 02:15:09.23 ID:BhT0yMwCO
いい話だった、かけね無しに
74 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします (関東・甲信越) :2011/03/15(火) 02:16:17.27 ID:MZnT7lCzO
ああ……これこそハッピーエンドだ……実によかった………… 乙
75 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします (チベット自治区) :2011/03/15(火) 02:16:58.26 ID:f8So4O0/0
もう何も怖くない
81 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします (三重県) :2011/03/15(火) 02:22:02.08 ID:AwRXmUY90
∧ /| __
__..:::{>゙´: : : : : : : `ヽ-.、
_//: : : : : : : : : : : : : : : : ∧∧
`フ./.: : : : : : ;i : : : : : : : : : : {: :} ; ‐-.、
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. ノ 1 /: :i {_ヒri}゙ w//行ミt.:!: : : | : : : : : : : | なにィ、魔法少女だァ?
{∧: :| ' ' ' , ゙:ヒrリ.》|: j-、; : : : : : : |`
. Ⅵ\ {ニニニィ ; /.ノ|/!:∧:ト、 j
> ∨ } ノ /:'`ヽ、__′ i! .)'
. j _|_゙こ三/____/ `ヽ-、
ヽ 〉:::::`x__x:´::::::::ヘ ハ_
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∨;::イ|_|:|、::::::::::/ `ヽ__!、_ `Y
. /`|:| |:|  ̄ ̄ `、‐、ノ |
/||' !:! !:ト、 \} ',
82 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします (関東・甲信越) :2011/03/15(火) 02:22:06.81 ID:mJyRBYOTO
まどかwwwww
84 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします (長屋) :2011/03/15(火) 02:37:04.42 ID:2wqzfkAc0
ワロタ
86 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします (北海道) :2011/03/15(火) 02:44:58.11 ID:yK4eacb30
なんで無駄にいい話なんだよw
88 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします (広西チワン族自治区) :2011/03/15(火) 02:50:18.61 ID:L4onLfB3O
89 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします (佐賀県) :2011/03/15(火) 03:02:07.88 ID:LKmkxPiI0
> これじゃ上條の野郎もドン引きだぜェ!」
ひっでえええええええええwwwwwwwwww
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