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以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/05/20(水) 13:37:29.60 ID:L3rJNf0F0
――執務室
Верный「ほら、司令官ッ! 早く言いなよォ! 下一段活用だよォッ!!」ピシーンッ!!
提督「は、はいぃぃ!! けーけーけるけるけれけ……れ?……よ!!」キリッ
Верный「最後詰まっちゃ駄目だろォ!? 曖昧な発音で誤魔化すんじゃあないよッ!!」
Верный「 Переделай !!(もう一度やりなさい!!)」ビシーンッパチィーン
提督「い"ぎィ! 痛いッ!! ゴメンナサイッ! ロシア語はさっぱりなんですゥゥゥ!!」ヒリヒリ
Верный「ええい! まどろっこしいね。じゃあもう覚えやすいので妥協しよう」
Верный「あり をり はべりィ!?」キッ
提督「いまそかりィィィ!!」
Верный「次は全部自分で言うんだッ!」
提督「ありをりはべり……いまそかりッ!!」
Верный「では今言った一節には、文法としてどのような意味がある!?」
提督「え、えと、えと、ご、五段活用ッ!……かな?」
Верный「」バッチィィィィン!!
提督「うぎぃいいいぃぃぃいえええええ!!」ジーン…ビリビリ
Верный「ラ行変格活用だろぉぉぉ!?」バシーンビシーン
提督「ヒ、ヒィ! ラ行変格活用! 略して『ラ変』でございましたァ!!」
提督「ありをりはべりいまそかりィ! ありをりはべりいまそかりィィィ!!」
Верный「今更遅いッ! 馬鹿め。と言って差し上げるよ!!」バチコォーンッ!!
提督「ひっぎゃあァァリガトウゴザイマス!! でも何で古典文法の授業なんてしなくちゃいけないんですかァッ!」
Верный「意見は許可しないィッ!」バチンッバチィィン
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