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VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/07/05(土) 20:08:21.53 ID:C5g65dzSo
奈緒「心ぴょんぴょん待ち 考えるふりしてもうちょっと」ガチャ
奈緒「ん? 来てるのかな」
奈緒「おーっす」
桃華「あら、おはようございます。丁度お茶を淹れたところですの。
いかか?」
奈緒「貰っとくわ。さんきゅ」
桃華「ちゃんとお茶菓子も用意してきましたの」
奈緒「また変なの買って来たのか?」
桃華「変ではありませんわ。ちゃんとコンビニで買ってきましたの。ほら」
奈緒「本当に普通のポテチだな。安心した」
桃華「全く。はい、どうぞ」
奈緒「ん。ローズヒップティーも最初はすっぱいだけだと思ってたが
最近じゃたまに飲みたくなるようになったな」
桃華「バラには中毒性がありますので仕方ありませんわ」
奈緒「えっ」
桃華「冗談ですわ」
奈緒「……しかしなんだ。これにポテチはちょっと合わないんじゃないか?」
桃華「文句を言う人にはあげませんわ」
奈緒「ここにアニメのDVDがあるんだけど」
桃華「さぁどうぞ。食べてくださいまし」
奈緒「あの櫻井家のお嬢様が庶民とポテチ食いながらアニメ鑑賞なんて……。
両親が聞いたら泣くんじゃないか?」
桃華「ちゃんとお稽古にも行ってますし勉強もしてますわ。趣味にまでとやかく
言われたくありませんわ。それなのに父も母も……」
奈緒「最近来れなかったのはその辺のごたごたのせいか」
桃華「ええ……。わたくしは友人とアニメを鑑賞しているだけですの。
別に悪い事なんてしてませんわ」
奈緒「まぁな。それでも親は子供が心配なんだろ。
さてと、セットするかな。えーっとリモコンはどこだ」
桃華「はい、どうぞ。今日は何を見ますの?」
奈緒「クリスマスにホームレスが子供拾うやつ」
桃華「もう六月ですのにまた季節外れな……」
奈緒「アニメに季節なんて関係ないよ。ほら、ちょっと横にずれて」
桃華「むぎゅう。押し込まないでくださいまし」
奈緒「ここが特等席だから仕方ないだろ。それじゃあ始めるぞ」
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