※さよなら絶望先生のSSです
1 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/28(金) 22:31:41.44 ID:yROhQ03X0
千里「晴美、早く起きなさい!遅刻するわよ!」
晴美「うーん…あと5分…」
千里「また夜中まで同人誌かいてたわね!!遅刻なんて許さない。きっちり登校してもらうから!」
晴美「えぇ~勘弁してよぉ」
千里「だめ。さぁ、起きる!」 バサッ
晴美「うわ~ん…もぉ…」
2 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/28(金) 22:33:26.43 ID:yROhQ03X0
登校中
晴美「ねぇ千里」
千里「何よ。」
晴美「何で毎日起こしに来るの?」
千里「だってそうしないと、あなた遅刻してくるじゃない。」
晴美(…普通起こしにくるかな…いくら幼馴染だからって) うーん
千里「何考えてるのよ。」
晴美「別に~」ニヤニヤ
千里「ニヤニヤしないでよ、気持ち悪いわね。」
晴美「いや、千里はかわいいなぁと思って」
千里「なっ…!なに言ってるの…//」 かぁぁ
晴美「ふふっ…(赤くなっちゃってかわいい)」
千里(…晴美のバカ//)
3 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/28(金) 22:36:40.31 ID:yROhQ03X0
可符香「おはよう千里ちゃん、藤吉さん」
千里・晴美「おはよう」
可符香「今日も仲良く登校ですか」
晴美「千里がどうしても私と行きたいみたいで」
千里「なっ…違うわよ!変なこと言わないでよ!」
晴美「冗談よ。そんなに否定しなくても」
千里(もう…//)
可符香「……」ニヤ
4 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/28(金) 22:36:53.81 ID:6V3yxmxd0
俺得
5 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/28(金) 22:39:23.95 ID:yROhQ03X0
晴美「ごめんあびるちゃん、数学のノート貸してくれない?」
あびる「いいけど…怪我してるから字汚いよ」 サッ
晴美「別にかまわな…」
晴美(読めない…)
あびる「他の人に借りたら?」
晴美「ごめん、そうするね」
晴美「奈美ちゃーん、数学のノートを…」
千里(………)
千里(晴美のバカ、どうして私に頼まないのよ。)
千里(いつでも貸せるようにきっちり書いてるのに。)
千里(どうしてあびるちゃんや奈美ちゃんに…。)
千里(…もぉ…晴美のバカ…。)
晴美(千里のノートびっしり書いてて怖いのよね…)
6 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/28(金) 22:40:51.81 ID:zJuXLidGP
絶望先生SSとか初めて見た
7 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/28(金) 22:41:03.17 ID:XvJw6OFO0
さぁ、続けなさい
8 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/28(金) 22:41:55.01 ID:XI29QQsT0
じゃんじゃん続き書けばいいよ
9 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/28(金) 22:42:11.77 ID:yROhQ03X0
翌日
千里「晴美!朝よ、起きなさい!」
晴美「わかった、わかったから…」 すぅ
千里「分かってないじゃない。早く起きろ!」 バサッ
千里「!」
千里「あなた、寝るときの服装ってものを知ってる!?」 プルプル
晴美「もしかして…パジャマのこと…?」 ふぁ
千里「もしかしなくてもパジャマでしょう!なっ、なんで下着で寝てるのっ!」//
10 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/28(金) 22:42:33.67 ID:WkgaKoT2O
加賀ちゃんはまだか
12 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/28(金) 22:43:33.10 ID:yROhQ03X0
晴美「うーん…」すぅすぅ
千里「まったく…だらしないわね…。」
千里(……晴美ってこんなに胸おっきかったかしら…。) ドキドキ
晴美「すぅすぅ…」
千里(…や、柔らかそう…) ドキドキ
千里(って朝から何考えてるの私!) かぁぁ
千里(どうしてこんなにドキドキしてるの…//)
千里(女の子同士なのに…。)
13 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/28(金) 22:45:40.37 ID:yROhQ03X0
可符香「藤吉さん、また千里ちゃんの暴走が始まったよ」
晴美「………」
可符香「早く止めないと先生また殺されちゃいますよ?」
晴美「なんで私が!?」
可符香「やだなぁ。藤吉さんしか、止められる人いないじゃないですか」
晴美「止めれないから!私にふらないでよ!」
可符香「いいからいいから。私が言うことを言ってみて下さい」
14 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/28(金) 22:46:30.79 ID:WNFrOBCcO
素晴らしい
16 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/28(金) 22:48:09.06 ID:yROhQ03X0
晴美「………千里―!!」
千里「……晴美?」
千里「何?今忙しいんだけど」
晴美「あのさ……」
晴美「…せっかくかわいいんだから、そんなことしちゃ台無しだよ」
晴美「おとなしくして、今日はもう帰ろ?」 ナデナデ
千里「………!!」 かぁぁ
千里「…………」
千里「……………」 コクッ
晴美(うそ…本当におとなしくなった…)
17 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/28(金) 22:51:56.08 ID:yROhQ03X0
晴美「今日はいいこにできたね」
千里「なによそれ…。まるで私が問題児みたいな言い方ね。」
晴美「あははっ」
千里「…あんなことされたら…おとなしくなるにきまってるでしょう…。」 かぁ
晴美「ん…?」
晴美「もしかして照れてる?」
千里「…なっ…!照れてないから…!」
晴美「へぇ。あんなことでいいなら、いくらでもしてあげるよ」
なでなで
千里「!………ばか…//」
晴美「ふふっ…千里かわいい。ほら、いくよ」 ぎゅっ
千里「…もぅ…恥ずかしいから手なんてつながないでよ…。」
晴美「やだー。千里は危なっかしいからね―」
千里「………」 かぁぁ
千里(…晴美……)
18 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/28(金) 22:54:10.83 ID:yROhQ03X0
千里「はぁ…。」
可符香「どうしたの、千里ちゃん」
千里「な、なんでもないわよ。」
可符香「ひょっとして、恋の悩みですかぁ?」
千里「こ、恋!?そんなわけないじゃない!」ドキドキ
千里「私恋なんてして…」
可符香「えっ…千里ちゃんも先生のこと好きだったよね?あきらめたの?」
千里「へっ…。」
千里(そっか、私先生のこと…。)
千里(どうして忘れてたのかしら…。)
千里(最近晴美のことばっかりで…ってなんで晴美のこと!?)
千里(私…先生のこと好きなはずなのに…。)
可符香「……」ニヤ
19 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/28(金) 22:57:33.95 ID:yROhQ03X0
千里「ねぇ、そんなにおもしろい?」
晴美「何が?」
千里「その同人誌ってのよ。」
晴美「おもしろいよ」
千里「でもさ…その、BLって同性同士じゃない?」ドキドキ
晴美「そうだね」
千里「晴美は、その、現実でもそういうのありだと思ってるの?」
晴美「…どうして?」
千里「それは…(私何聞いてるのよ…//)」
千里(絶対怪しまれてる…私のバカ//)
晴美「本当に好きなら性別なんて関係ないんじゃないの」
千里「!」
20 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/28(金) 22:59:58.65 ID:yROhQ03X0
千里(どうしてあんなこと聞いたんだろう。)
千里(やっぱり私、晴美のこと…//)
千里(だめ…!女の子同士なんてきちんとした恋愛じゃないし…。)
千里(…晴美……)ドキドキ
千里(なんでだろ…晴美のこと考えるだけで…胸が苦しいよ…。) ギュッ
千里(こんなの…絶対良くないよね…。)
21 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/28(金) 23:00:07.52 ID:S9//L0920
千里って髪触られたら爆はt
いやなんでもない
続けてくれ期待してる
22 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/28(金) 23:00:43.66 ID:gfTUmhWS0
これは俺得
23 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/28(金) 23:02:23.27 ID:yROhQ03X0
翌朝
ジリリリリッ
晴美「はっ!やばい今何時っ!?」 ガバッ
晴美「ぎゃあ―!もうこんな時間!って…」
晴美(あれ…千里は…?)
晴美「お母さん、今日千里は?」
藤吉母「さぁ…今日は来てないわよ。それよりあんた間に合うの?」
晴美「あ、やばい!行ってきます!」 ドタバタ
晴美(千里…どうしたんだろう…)
24 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/28(金) 23:04:12.82 ID:yROhQ03X0
キーンコーンカーンコーン
晴美「セーフ!!」 ガラッ
先生「セーフじゃありませんよ!もっと早くきて下さい」
晴美「えへへ…(なんだ…千里きてるじゃない)」 チラ
千里「…おはよう。」
晴美「うん…」
晴美「今日…どうしたの?」
千里「別に…いつも迎えに行く必要はないでしょう?」
晴美「…そうだね…(なんだろうこの気持ち…)」
千里「……」
晴美(少しさみしいような…)
25 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/28(金) 23:06:48.24 ID:yROhQ03X0
放課後
晴美「千里~、帰ろうー」
千里「ごめん。今日用事あるから、先に帰ってて。」
晴美「へ……そう…」
千里「…ごめん。」
千里(……………)
千里(これ以上晴美と一緒にいたら…もう…。)
千里(ずっとそばにいたいけど…。)
千里(つらい気持ちの方が大きいよ…。)
千里(どうしたらいいの…。)
27 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/28(金) 23:09:09.64 ID:yROhQ03X0
翌朝
ジリリリリッ
晴美「うーん…」 カチッ
晴美「すぅ……」
晴美「………」すやすや
藤吉母「晴美―!!いつまで寝てるの!遅刻するわよ―!」
晴美「……ふぁ…」 むくっ
晴美「……」
晴美(今日も…千里来てない…)
晴美(なんとなく分かってたけど…)
晴美(……きっと…)
晴美(明日も来ないんだよね…)
28 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/28(金) 23:10:53.45 ID:yROhQ03X0
奈美「ねぇねぇ、今日みんなでカラオケ行こーよ」
あびる「いいね、行こう行こう」
可符香「あれっ、晴美ちゃん帰るの?」
晴美「ごめん、締め切り近くて忙しいのっ。また今度ね!」 タタッ
可符香「………」
千里「…………」
29 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/28(金) 23:12:37.18 ID:yROhQ03X0
数日後
可符香「最近藤吉さんと一緒にいませんね」
千里「可符香ちゃん…。」
可符香「もう一週間ぐらいですかね~。二人で登校しなくなって。何かあったの
?」
千里「何もないわよ。晴美は同人で忙しいみたいだし。別に平気よ…。」
可符香「でも千里ちゃん…」
千里「…?」
可符香「すごくつらそうだよ」
千里「!」
千里「そ、そんなこと…(あれ?)」
可符香「大丈夫ですか?」
千里「だ、大丈夫…。(涙が…)」 ポロポロ
30 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/28(金) 23:15:12.44 ID:yROhQ03X0
可符香「千里ちゃん」
千里「平気だから…。(涙が止まらない…)」 ポロポロ
可符香「千里ちゃん、自分の気持ちには素直になっていいんだよ」
千里「……!」
可符香「あまり思い詰めないで下さいね」
千里「……っ…」
千里(…無理だよ…。)
千里(晴美は私がいなくても平気みないだし…。)
千里(さみしい思いしてる私がバカみたい。)
千里(一人で抱えるしかないじゃないの…。)
31 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/28(金) 23:16:33.74 ID:WkgaKoT2O
やだこのやっかいさんかわいい
32 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/28(金) 23:19:32.02 ID:yROhQ03X0
翌日 放課後
晴美「千里―!!」 タタッ
千里「!…は、晴美…?」
晴美「千里、お願いがあるの!今日原稿仕上げるの手伝って!!」
千里「…はぁ?」
晴美「お願い…今日仕上げないと締め切り間に合わないの!」
千里「いいかげんにしてよ…毎回じゃないの。」 はぁ
晴美「だってぇ…」
晴美「千里にしかこんなこと頼めないし…」
千里「…!!」
(なによ…。)
晴美「やっぱりだめかな…?」
(こんな時ぐらい調子いいんだから…。)
33 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/28(金) 23:21:26.54 ID:yROhQ03X0
千里「………」
晴美「……」
千里「…わかったわよ。」 はぁ
(ばか…。)
晴美「ほんと!?ありがとう千里~!!」
(なによ…この一週間ろくに話してもないのに…。)
(都合のいい時だけ頼りにして…。)
千里「…もう慣れたわよ。」
(でも一番バカなのは…)
晴美「えへへ―。千里大好き!」
(こんな一言で晴美を許してしまう自分自身だ。)
(結局私は、たとえ漫画の手伝いだとしてでも)
(晴美と居たいんだ…。)
34 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/28(金) 23:24:55.90 ID:yROhQ03X0
藤吉家
晴美「終わったぁぁあ」 バタッ
千里「お疲れさま。」 ふぅ
晴美「千里が手伝ってくれたからかなり早く終わったよ~」
千里「それは良かったわ。」
晴美「久しぶりにゆっくり寝れるよー」
晴美「ほんとありかとね、千里」 えへへ
千里「なによ気持ち悪いわね…いつものことじゃない。」
晴美「うん、いつものことだね」
千里「…………」
晴美「………」
晴美「…ねぇ、千里」
千里「…何?」
晴美「最近私のこと避けてない…?」
35 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/28(金) 23:27:54.55 ID:yROhQ03X0
千里「別に…そんなことないわよ。」
晴美「千里は嘘が下手だね」
千里「………」
晴美「私、何かしたかなぁ…?」
千里「……」
晴美「教えてよ千里。私謝るから」
千里「…違う…そんなんじゃない…。」
36 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/28(金) 23:29:33.46 ID:rqUIbjASQ
愛ちゃんマダー?
37 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/28(金) 23:31:40.86 ID:yROhQ03X0
晴美「嘘だ…。じゃあどうして避けるの…?」
千里「避けてない。」
晴美「千里…私、千里がいないとだめなんだよ…」
千里「だからっ…」
晴美「ずっと一緒だったじゃない…急に一人にしないでよぉ…」
千里「だから…そういうこと言わないで…!!」
38 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/28(金) 23:35:35.91 ID:yROhQ03X0
晴美「千里…?」
千里「…っ…ごめん…私どうかしてる…。」 ポロポロ
千里「…ぐすっ……ご、ごめんね晴美…。」
千里「私晴美と一緒にいるのが、つらくて…。」
千里「でもそれはっ…晴美のこと嫌いとかじゃなくてっ…」
晴美「千里…」
千里「は、晴美が、好きだからっ…」 ポロポロ
千里「好きだから…そばにいるのがつらいの…!!」
千里「これ以上…親友ではいられないよ…!」
39 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/28(金) 23:37:15.31 ID:yROhQ03X0
晴美「千里っ……!」
ぎゅうっ
千里「!!」
千里「は、るみ…?」 グスッ
晴美「つらい思いさせてごめんね、千里…」
千里「晴美っ…」 ぎゅっ
40 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/28(金) 23:37:55.70 ID:TedUKiyfP
・・・いいぞぉ
41 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/28(金) 23:38:29.75 ID:yROhQ03X0
晴美「千里、私に隠しごとなんてしないでよ…」
晴美「さみしい思いさせないでよ…」 ぎゅう
千里「だって…私もうっ…。」
晴美「私だって…千里がいないのはつらいんだよ…」
晴美「……千里、顔あげて…」
千里「晴美…?」 グスッ
42 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/28(金) 23:41:01.82 ID:yROhQ03X0
晴美「大好きだよ、千里」
晴美「ずっと私のそばにいて」
千里「………!」
千里「ほ、本当に…?」
晴美「本当だよ」
千里「嘘じゃない…?」
晴美「嘘じゃないよ…」 ぎゅっ
千里「でも私たち、女の子同士だしっ…」
44 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/28(金) 23:43:23.08 ID:yROhQ03X0
晴美「女の子同士だから…なに?」
千里「…それはっ…!」
ちゅっ…
千里「……んっ…!!」
千里(今…私…晴美にキスされ…) かぁぁ
千里「……っはぁ…」
晴美「…千里の好きも、こういう好きなんだよね…?」
千里「!!」 ドキドキ
晴美「じゃあ一緒だ」 ニコッ
千里「…………晴美…」
晴美「ふふっ、千里かわいい」 ぎゅっ
46 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/28(金) 23:46:36.08 ID:yROhQ03X0
千里「……」
千里「違うもん…。」
ちゅうぅ
晴美「!」
千里「…んっ………」
晴美「………んん…っは……」
千里「んん…!………はぁ……ふぁ…」
晴美「ん…っぷは…」
千里「……私の好きの方が…大きいわよ…。」
晴美「!!」 かぁぁ
47 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/28(金) 23:47:52.21 ID:yROhQ03X0
晴美「いきなり無理しちゃって…顔真っ赤だよ?」 ニヤニヤ
千里「なっ…!…ばか…//」
晴美「ふふっ…かわいいなぁ…」 ニヤニヤ
千里「か、かわいくなんかないわよ//」
晴美「ほんとにかわいい…」
千里「もう…!ニヤニヤしないでよ、恥ずかしいじゃないっ。」
48 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/28(金) 23:54:18.18 ID:yROhQ03X0
晴美「千里ってそんなに私のこと好きだったんだね」
千里「……晴美は…?」
晴美「うん…私も好きだよ」
千里「………//」
晴美「もっと早く言ってくれたらよかったのにー」
千里「だって…こんなのきっちりした恋愛じゃないし…。」
晴美「ははっ…やっぱり気にしてたんだ、そこ。」
千里「当たり前じゃない…。」
晴美「だから言ったのに。性別なんて関係ないって」
49 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/28(金) 23:57:25.08 ID:yROhQ03X0
晴美「…ねぇ千里」
千里「……なによ。」
晴美「覚悟してよね」
晴美「お返しに、もっとすごいことしてあげるから」
おしまい
一応別の組み合わせでも書いてるけど、需要あるかな?
50 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/28(金) 23:58:20.26 ID:TedUKiyfP
お疲れ、楽しかったぞ
投げる前に書こうとしたきっかけを聞かせてくれ
51 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/29(土) 00:02:37.19 ID:XvJw6OFO0
>>49
需要が無いわけが無い。さぁ、続きを書きなさい
52 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/29(土) 00:04:20.90 ID:umAN5Klx0
千里と晴美は良い
53 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/29(土) 00:04:39.92 ID:kaoZl6qh0
>>50
うーん…
単純に好きだからかなぁ
てゆうか絶望先生のSSはもっとあってもいいと思う
55 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/29(土) 00:07:37.85 ID:yROhQ03X0
じゃあ書きます
「普通っていうなぁ!!」
今日も奈美ちゃんが先生や可符香ちゃんにいじられてる
みんな分かってないなぁ
確かに奈美ちゃんは普通だけど、誰が見ても人並み以上の所があるじゃない
そう思うのは私が奈美ちゃんのこと好きだからなのかな?
56 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/29(土) 00:09:16.53 ID:kaoZl6qh0
奈美「はぁ…」
あびる「大変そうだね」
奈美「あびるちゃんも、何とか言ってやってよ…」
あびる「………」
奈美「私ってそんなに普通かなぁ…?」はぁ
あびる「かもね」
奈美「ひどいよぉ…あびるちゃんまで…」
あびる「冗談だよ」
奈美「あびるちゃんのは冗談に聞こえないよ…」
57 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/29(土) 00:11:39.13 ID:kaoZl6qh0
あびる「…奈美ちゃんは普通よりもずっとかわいいよ」
奈美「だから普通って…!……えっ……えぇ!?」
奈美(今…なんて…) ドキドキ
あびる「クラスで一番かわいいと思うな」
奈美(クラス1かわいい?私が…!?) ポカーン
あびる「だからもっと自信もって」
奈美「え…あ……ありがとう……嘘でも…うれしいよ…」 かぁぁ
あびる「嘘じゃないよ」
奈美「ちょ…ほめすぎだよ、あびるちゃん!私普通ですから!普通ですから!!」 あたふた
あびる(普通でいいんだ…)
58 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/29(土) 00:11:48.88 ID:6PpzjMu9Q
期待
59 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/29(土) 00:13:11.29 ID:kaoZl6qh0
奈美「……」 ドキドキ
奈美「でも…あびるちゃんがそんなこと言うなんて…ちょっとびっくりしたよ」
あびる「滅多に言わないもの」
奈美「えっ……だよね…」 かぁ
あびる「奈美ちゃんだから言ったの」 ずいっ
奈美「あ、あびるちゃん…?」 ドキドキ
奈美「あびるちゃ―ん…顔近いんですけど―…?」 ドキドキ
あびる「奈美ちゃん」
奈美「は、はいっ…」
あびる「…………」 じーっ
奈美(…何!?なんなのよぉ…!) バクバク
あびる「私と付き合って」
奈美「………はい?」
60 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/29(土) 00:14:35.32 ID:kaoZl6qh0
あびる「だから、私と付き合って」
奈美「いや、聞こえてるから!」
あびる「そう」
奈美「……こ、これも冗談?」
あびる「そう見える?」
奈美「……見えません…」 ドキドキ
奈美(どういうこと!?何、この状況!?)
奈美(あびるちゃんが…私のことを…?)
あびる「………」
奈美「……………」
あびる(気まずいなぁ)
あびる「ごめん奈美ちゃん、もっと真剣に言うよ」
奈美「え…」
あびる「奈美ちゃんのことが好き。私と付き合ってください」
61 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/29(土) 00:16:06.13 ID:kaoZl6qh0
初めて告白された
それも女の子に…
今まで散々周りから「普通」っていわれてきた
でもあびるちゃんは
そんな私を好きって言ってくれて…
あびる「ごめん、びっくりした?」
奈美「………ぁ…」
あびる「ごめんね」
奈美「あびるちゃん…」
奈美「…………」
62 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/29(土) 00:17:29.48 ID:kaoZl6qh0
奈美「私今まで…女の子を…あびるちゃんをそういう目で見たことなくて…」
あびる「うん」
奈美「だから…付き合うとか想像できなくて…」
あびる「うん」
奈美「でも私もあびるちゃんのこと素敵だなって思ってたし、これからもっとあびるちゃんのこと知りたいの…」
奈美「………だから…その…」
奈美「………っ…」
63 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/29(土) 00:19:25.05 ID:kaoZl6qh0
あびる「…じゃあさ」
あびる「一週間だけ…付き合ってくれない?」
奈美「………」
あびる「もしダメならすぐにあきらめる。遊びでいいから、一週間だけ」
奈美「………」
あびる「絶対手も出さないから」
奈美「………//」 かぁぁ
あびる「ごめん…わがまま言って」
奈美「………」
奈美「…………わかった」
64 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/29(土) 00:20:48.43 ID:kaoZl6qh0
奈美「私なんかでいいなら…いいよ…」
あびる「!」 きゅーん
奈美(い、言っちゃった…//)
あびる「あ、ありがとう」
奈美「うん…(あのあびるちゃんが照れてる…)」
あびる「奈美ちゃん」 ドキドキ
奈美「なぁに、あびるちゃん…」 ドキドキ
あびる「抱きしめていい?」
奈美「……おい」
可符香「……ふっ…」ニヤ
65 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/29(土) 00:22:05.54 ID:6PpzjMu9Q
支援
66 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/29(土) 00:22:11.93 ID:kaoZl6qh0
放課後
あびる「奈美ちゃん、一緒に帰れる?」
奈美「うん、帰ろう…//」
奈美(二人で帰るの初めてじゃないのに…) ドキドキ
あびる(こんなに緊張するなんて…) ドキドキ
奈美「き、今日はバイトないの?」
あびる「うん」
奈美「そうなんだ」
あびる「うん…」
あびる「……」
奈美「………」
あびる・奈美(私たち、いつもなに話してたっけ…?)
68 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/29(土) 00:24:20.13 ID:kaoZl6qh0
あびる(私がリードしなきゃ…)
あびる(……………)
奈美「あ、あびるちゃんって背高いよね~、何メートル?」
あびる「何センチ?でしょ…。164.2㎝だよ(公式)」
奈美「いいなぁ、かっこいいよ」
あびる「そう?ありがとう。今でこそそうでもないけど、私昔は身長コンプレックスで…」
あびる「身長低く見せるためにこうやって足で地面を掘って…ってあれ?」 ザッザッ
奈美「あびるちゃん、ここコンクリートだから」
あびる「……」
奈美「…ふふっ(かわいいなぁ)」
あびる「……おもしろかった?今の冗談」
奈美「嘘だぁ~本気だったくせに―」 ニヤニヤ
あびる「……うっ…(恥ずかしい…)」
70 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/29(土) 00:25:50.33 ID:kaoZl6qh0
奈美「ありがとう、家まで送ってくれて」
あびる「私がしたいだけだから」
奈美「それでも…嬉しいよ」
あびる「……//」
奈美「今日は…あびるちゃんのいろんな表情みれたな♪」
あびる「…恥ずかしいよ…」
奈美「ふふっ…そういう顔も初めてだ」 ニコッ
あびる「……(なんか私…押されてる…?)」
あびる「…あの…奈美ちゃん…」
奈美「なぁに?」
あびる「あ…いや……なんでもない…また明日ね」
奈美「えへへっ。また明日ね!」 タタッ
あびる「…………」
あびる(奈美ちゃん…好きだよ…)
71 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/29(土) 00:27:24.49 ID:kaoZl6qh0
2日目
奈美「いってきまーす」 ガチャ
奈美「あ、あびるちゃん!」
あびる「おはよう」
奈美「おはよう。迎えにきてくれたんだ」
あびる「当たり前じゃない。今は恋人なんだから」
奈美「あ…そうだね」 ドキドキ
奈美(ちょっと…嬉しいかも…)
奈美(付き合うってこういうことなんだなぁ) ドキドキ
あびる「どうしたの?行こう?」
奈美「うん…!」
72 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/29(土) 00:28:49.35 ID:kaoZl6qh0
キーンコーンカーンコーン
奈美「先生は?」
可符香「いやだなぁ。一時限目は自習じゃないですか。一限様おことわりですよ」
奈美「まだあったんだ、その設定」
あびる「奈美ちゃん、勉強教えてあげようか?」
奈美「えっ…いいの…!?」
千里「いいなぁ―。私にも教えてよあびるちゃん。」
カエレ「なら私にも英語教えなさいよ」
芽留「オレにも教えろ」めるめる
臼井「ぼ、ぼくにも―」
73 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/29(土) 00:31:08.07 ID:qbn2/icZP
臼井君が一番リアルに再生された・・・
74 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/29(土) 00:31:24.49 ID:kaoZl6qh0
わいわい
可符香「どうするの?あびるちゃん」
奈美「…あ…あの…」 オロオロ
あびる「ごめん、私奈美ちゃんと勉強するから」
奈美「……!」 ドキ
あびる「別の教室いこっか」
奈美「う、うん…//」
ざわざわ
可符香「………」 ニヤ
晴美「………」 ニャマリ
75 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/29(土) 00:33:25.08 ID:kaoZl6qh0
奈美「あ、あびるちゃんって人気あるよね…」
あびる「そうかな」
奈美「うん…。あんなこと言って、みんな不思議がってると思うよ」
奈美「わ、私なんか選んで…」 かぁぁ
あびる「奈美ちゃん」
奈美「……ん…」 チラッ
あびる「そんなこと言わないで。私は誰にどう思われようが、どうでもいいよ」
あびる「奈美ちゃん以外は…」 かぁ
奈美「あびるちゃん…」 きゅん
あびる「奈美ちゃん…」
あびる「…………」 じーっ…
奈美「……………」 ドキドキ
奈美「や、やだ。そんなに見ないでよ恥ずかしい…//」
あびる「ごめん」
76 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/29(土) 00:35:35.97 ID:kaoZl6qh0
3日目
あびる「おはよう」
奈美「わ!あびるちゃん大丈夫!?」
あびる「平気だよ」
奈美「平気って…また脚けがしたの?」
あびる「うん。でももう慣れたから」
奈美「………」
あびる「本当に大丈夫だよ。行こう?」
奈美「…うん」
77 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/29(土) 00:38:40.85 ID:kaoZl6qh0
あびる「でね、昨日バイトの時にね、」
奈美「うん」
奈美(あびるちゃん…)
あびる「ラインバックがね…」
奈美「うん…」
奈美(さっきから脚痛そう…)
あびる「あ、ラインバックってのはトラの名前なんだけど―」
奈美(ちょっと引きずってるし…)
奈美(なのにわざわざ私の家まで迎えにきてくれて…)
奈美「…あびるちゃん」
あびる「檻からでる時に―……なに?」
奈美「…のって。……おんぶしてあげる…」
78 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/29(土) 00:39:27.85 ID:kaoZl6qh0
あびる「………」
奈美「………」
あびる「大丈夫だよ、奈美ちゃん。本当に痛くないから」
奈美「気使わないでよ…」
奈美「私たち恋人同士でしょ…?」 かぁぁ
あびる「……!」 かぁぁ
あびる「……ぁ…そのっ…」 もじもじ
奈美「………//」
あびる「っありがとう…」
79 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/29(土) 00:41:40.90 ID:kaoZl6qh0
あびる「大丈夫…?降りようか…?」
奈美「ん…平気だよっ」 ヨロヨロ
あびる「(さっきから不安定だ…)重くない?」
奈美「あははっ…あびるちゃん軽すぎだよ」
あびる「…………」
ぎゅっ…
奈美「………」
あびる「…恥ずかしくない…?」
奈美「恥ずかしくないよ」
あびる「………」
奈美「もう少しで着くよ」
80 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/29(土) 00:43:27.52 ID:kaoZl6qh0
あびる「……奈美ちゃん…」
奈美「……ん…?」
あびる「大好き…」
奈美「………」
あびる「私…今すごく幸せだよ…」ぎゅっ
奈美「………」
あびる「ここまででいいよ。ありがとう」ニコッ
奈美「うん…」 サッ
奈美(気のせいかな…)
奈美(体が離れる瞬間……少し切ない気持ちがした…)
奈美(あびるちゃんも…同じ気持ちなのかな…)
81 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/29(土) 00:45:47.87 ID:kaoZl6qh0
4日目
教室
あびる「ねぇ奈美ちゃん」
奈美「なぁに?」
あびる「今週の土曜日あいてる?」
奈美「あさってだね。あいてるよ」
あびる「じゃあ…デートしよっか」
奈美「あ…うん…//」
あびる「どこでも行きたいとこ言って」
奈美「わかった…考えとくね」
奈美(デートなんて初めてだよ…//)
奈美(あびるちゃんと一緒にいられて…素直に嬉しいよ…) ドキドキ
82 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/29(土) 00:46:52.24 ID:kaoZl6qh0
あびる「じゃあまた明日」
奈美「うん、気をつけて帰ってね」 ガチャ
奈美(今日も送ってくれた…)
奈美(毎日送り迎えしてくれるし…)
奈美(なんか…家にいるのが寂しいかも…)
奈美(最近はずっとあびるちゃんと一緒だから…)
奈美(………) ハッ
奈美(やだ…私ずっとあびるちゃんのこと考えてるよ…//) かぁぁ
奈美「……………」
83 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/29(土) 00:47:00.10 ID:6PpzjMu9Q
支援
84 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/29(土) 00:48:59.49 ID:kaoZl6qh0
5日目
放課後
千里「あなた達、まだ帰らないの?」
奈美「あ―、ごめん。もうちょっと勉強していくから」
千里「そう。下校時間はきっちり守るのよ。」
晴美「ほらほら―、千里、帰るわよ―」
千里「あ、うん。それじゃあ。」 タタッ
晴美「ごゆっくり~」 ニャマリ
あびる「………」
85 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/29(土) 00:50:44.73 ID:kaoZl6qh0
あびる「あの二人付き合ってるみたい」
奈美「えぇ!?うそ―…あの千里ちゃんが…?」
あびる「うん」
奈美「そっかぁ…」
あびる(私たちだって…一応…)
奈美「……私たちと同じだね」 かぁぁ
あびる「え…あ、うん…//」
奈美「………」 ニコッ
86 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/29(土) 00:52:53.20 ID:kaoZl6qh0
奈美(勉強なんてただの口実で…)
奈美(一緒にいたいだけなのかも…)
奈美(こうやって教室で二人きりで…)
奈美(やだ…なんかどきどきしてきた…)
あびる「奈美ちゃん?」
奈美「…あびるちゃん…」
あびる「……?」
奈美「……………」
ぎゅうっ
あびる「奈美ちゃん!?」かぁぁ
奈美「あびるちゃん…」ぎゅっ
87 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/29(土) 00:54:04.09 ID:kaoZl6qh0
あびる「どうしたの…?」ドキドキ
奈美「……よくわかんないよ…でも今だけ…こうしてていい…?」
あびる「……ぁ…」ドキドキ
奈美「………っ」ぎゅっ
あびる「……(気持ちいい…)」かぁぁ
あびる(心臓の音うるさいよ…)バクバク
あびる(奈美ちゃんに聞こえないかな…)
88 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/29(土) 00:56:09.69 ID:kaoZl6qh0
奈美(どうしたの私…)
奈美(二人きりになった途端…急に…)
奈美(そばにいるのに切なくなって…)
奈美(あびるちゃんの体温が…心地いい…)
あびる「…んっ……(奈美ちゃん…)」ぎゅうっ
あびる(これって…期待してもいいのかな…)
89 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/29(土) 00:58:08.72 ID:qbn2/icZP
あぁ・・・
90 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/29(土) 00:59:02.37 ID:kaoZl6qh0
奈美「…さっきはごめんね」かぁぁ
あびる「…どうして謝るの?嬉しかったよ」
奈美「あぅ……」ドキドキ
あびる「ふふっ…」
奈美「………」もじもじ
奈美(よく考えたら…かなり大胆なことを…//)
あびる「奈美ちゃん」
奈美「……はい…」
あびる「明日…楽しみだよ」
奈美「……」きゅーん
奈美「うん…//」
91 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/29(土) 01:00:44.17 ID:kaoZl6qh0
あびる「………」
奈美「…………」
あびる「…………」
じーっ…
奈美「……?」
あびる(…だめ…)
奈美「………あびるちゃん?」
あびる「…奈美ちゃん…(これ以上は…)」
そっ
奈美「…!!」
あびる「……嫌?」
92 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/29(土) 01:02:13.97 ID:kaoZl6qh0
奈美「……あ…」
(こんなことしたら…)
奈美「…あびるちゃん…」
あびる「……目…閉じて…」
奈美「………」
奈美「……ん…」ギュッ
(…だめ…体が勝手に…)
93 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/29(土) 01:02:52.96 ID:6PpzjMu9Q
くそっ、寝れないじゃないか
94 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/29(土) 01:04:11.94 ID:kaoZl6qh0
ガチャ
「なんだ、奈美帰ってたのか。中に入らないのか」
奈美「うぁ!お、お父さん!?」 ビクッ
奈美父「あぁ、友達と一緒だったのか」
あびる「こんにちは」 ドキドキ
奈美「んもう!お父さん邪魔だから中入っててよ!」
奈美父「あぁ…すまん」 ガチャ
奈美(何しに出てきた…)
奈美・あびる「…………」
95 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/29(土) 01:04:58.94 ID:qbn2/icZP
AA待機してた俺は・・・
96 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/29(土) 01:06:28.24 ID:kaoZl6qh0
奈美「ごめんね、あびるちゃん」 がっくし
あびる「いや…全然…(助かった…かも)」
奈美「………」
あびる「………」
あびる「じゃあ…また明日ね」
奈美「うん…気をつけてね…」 ガチャ
奈美・あびる「……………」
奈美・あびる「…はぁ………」
あびる(手ださないとか言っておいて)
あびる(私なにしようと…) ドキドキ
あびる(奈美ちゃん抵抗しなかったな…)
あびる(教室でのあれは…何だったの…?)
あびる「……奈美ちゃん…」
97 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/29(土) 01:08:23.48 ID:kaoZl6qh0
奈美(…はぁ…)
奈美(さっきの…キス…しようとしたんだよね…)
奈美(私あの時…) かぁぁ
奈美(できなくて少し残念…かも…)
奈美(って残念じゃない!) ブンブン
奈美(……………お父さんのバカ―!!)
98 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/29(土) 01:10:40.17 ID:kaoZl6qh0
6日目
あびる(待ち合わせよりずっと早くきちゃった…)
あびる(………)
あびる(待つのも楽しい…) ドキドキ
奈美「あびるちゃ―ん!」 タタッ
あびる「奈美ちゃん」
奈美「ごめん、待った?」 はぁはぁ
あびる「まぁ…20分ほど」
奈美「うっ…正直だね…」
あびる「でもまだ待ち合わせ時間じゃないし」
奈美「でしょ!?あびるちゃんが早く来すぎなんだよ―」
あびる「ごめんね」
99 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/29(土) 01:14:46.73 ID:kaoZl6qh0
あびる「どこ行くか決めた?」
奈美「うん!映画観たいな!」
奈美「今ディ○ニーの新作やってるんだぁ~絶対面白いよ!」
あびる「わかった。いいよ」
奈美「高校生2枚で」
あびる「チケット代出そうか?」
奈美「そんなのだめだよ」
あびる「出したいの」
奈美「あびるちゃん、誘ってくれたのはあびるちゃんだけど、二人のデートでしょ?おごるのはなし」
奈美「一緒に観てくれるだけで…充分だよ」
あびる「………」 かぁぁ
奈美「あ、赤くなってる」 ニヤニヤ
あびる「あんまり見ないでよ…//」
100 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/29(土) 01:16:35.58 ID:kaoZl6qh0
奈美「面白かったね!あびるちゃん」
あびる「うん、面白かったよ」
奈美「もう本当にかわいいかったよ!!」
あびる「…奈美ちゃんの方がかわいいよ………なんてベタなこと言わないから」
奈美「言ってるじゃん…」
あびる「もう2時かぁ。お腹すいたね」
奈美「お昼にしよっか♪あそこの喫茶店でいい?」
あびる「いいよ」
101 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/29(土) 01:17:28.05 ID:kaoZl6qh0
奈美「二人でご飯食べにくるのも初めてだよね~」
あびる「そうだね。いつも先生とかみんなもいるし」
奈美(そういえば)
奈美(あびるちゃんも先生のこと追っかけまわしてたよね…)
奈美(…好きだったんだよね…?)
奈美(なのに…どうして私のこと…)
あびる「奈美ちゃん?どうかしたの?」
奈美「…………」
奈美「…あびるちゃんは…私の何が好きなの…?」ドキドキ
あびる「え…?」
102 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/29(土) 01:20:02.74 ID:Ppht98qP0
ハラショー
103 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/29(土) 01:20:16.91 ID:6PpzjMu9Q
支援
104 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/29(土) 01:20:24.56 ID:kaoZl6qh0
奈美「私なんて…本当に普通だし…みんなと比べたら何も特徴なんてないのに…」
(私…またこんなことを…)
奈美「それに……あびるちゃんは先生のこと…好きだったよね…」
(…やだ…)
奈美「先生のことは…あきらめたの…?」
(やだよ…こんなこと聞きたくないのにっ…)
あびる「…奈美ちゃん…」
奈美「……………」
106 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/29(土) 01:22:51.89 ID:kaoZl6qh0
あびる「先生のことは…好きだったよ。」
奈美「………」 ズキッ
あびる「でも先生が言ってた通り、生徒が教師のこと好きになるなんて、一時的なものだったんだと思う」
あびる「それに私の場合は、私の勝手な勘違いから始まったみたいだし…」
あびる「今は何とも思ってないよ」
奈美「……それでも…」
あびる「奈美ちゃんのどこが好きかなんて、言えないよ」
あびる「だって、嫌いなところがないんだもの…」
奈美「………!!」 かぁぁ
107 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/29(土) 01:24:58.00 ID:kaoZl6qh0
奈美「…ぁ…あびるちゃんずるいよ…」
奈美「どうしてそんな恥ずかしいこと…さらっと言えるの…//」
あびる「私も緊張してるよ」
奈美「全然そんなふうに見えないよ…//」
奈美(こんなに私のこと想ってくれる人に…この先出会えるのかな…)
奈美(……あびるちゃん…)
奈美(私…悩まなくても…とっくに結論でてるんじゃないかな…)
108 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/29(土) 01:27:11.39 ID:kaoZl6qh0
あびる「奈美ちゃん」
奈美「……ん…」
あびる「これからどうする?行きたいとこある?」
奈美「…………」
あびる「どこでもいいよ」
奈美「本当に…?」
あびる「うん」
奈美「じゃあ…」
奈美「……あびるちゃんの家に行きたいな…」
あびる「!」
奈美「だめ…かなぁ?」 ドキドキ
あびる「私の家なんかでいいの?」 ドキドキ
奈美「うん…」
109 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/29(土) 01:29:34.25 ID:kaoZl6qh0
あびる「あがって」
奈美「おじゃましまーす…」
あびる「散らかってるけど…(片付けてて良かった…)」
奈美「そう?うちより全然綺麗だよ~」
奈美「えっと…親は…?」
あびる「お父さんはもうすぐ帰ってくると思う。お母さんは…うち離婚してるから」
あびる「ベッドにでも座ってて。飲み物もってくるね」
奈美「ありがとう…」
111 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/29(土) 01:32:14.25 ID:kaoZl6qh0
奈美(あびるちゃんの部屋すっきりしてるなぁ)
奈美(あびるちゃんの持ち物とか…動物関連しか思いつかないや) ふふっ
奈美(このベッドふかふか…)
奈美(…少しくらいいいよね…) ごろんっ
ぱふっ
奈美(…この枕…あびるちゃんの匂いがする…//) ぎゅっ
奈美(いい匂い…) すぅ―
112 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/29(土) 01:34:43.67 ID:kaoZl6qh0
ガチャ
あびる「なにしてるの?」
ビクッ
奈美「うぁ、あびるちゃん…!これはその…あはは…」
あびる「…気持ちいいでしょ、このベッド」
奈美「うん…ごめんね勝手に」 ドキドキ
あびる「別にかまわないよ。はい、飲み物」 サッ
奈美「ありがとう…」
114 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/29(土) 01:36:26.60 ID:kaoZl6qh0
あびる「あのさ」
奈美「なぁに?」
あびる「私、晩ご飯作らないといけないんだけど…良かったら奈美ちゃんも食べていかない?」
奈美「えぇ!?いいの?」
あびる「いつもお父さんと二人だし…奈美ちゃんがいてくれたら、お父さんも喜ぶよ」
奈美「そうかなぁ」
あびる「そうだよ」
奈美「…じゃあ一緒に作ろう!私も手伝うよ」
115 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/29(土) 01:38:19.69 ID:kaoZl6qh0
奈美「えーっと…砂糖、砂糖」サッサッ
あびる「奈美ちゃん、それ塩」
奈美「えぇ!?やばい、間違えた!!」
あびる「…普通にやるよね、それ」
奈美「普通っていうなぁ!」
116 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/29(土) 01:40:50.78 ID:kaoZl6qh0
「いただきま―す!」
あびる「お父さん、奈美ちゃんは本当によく手伝ってくれたよ」 もぐもぐ
奈美「うぅ…イヤミでしょそれ…」
あびる「それ奈美ちゃんが作ったんだよ」
奈美「…すみません」
あびる父「?おいしいじゃないか、普通に」
奈美「…………」
あびる「ふふっ…」
あびる父「何を落ちこんでいるんだ?普通によくできてるぞ」 もぐもぐ
奈美「うぅ…調子狂うよお父様!」
118 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/29(土) 01:46:50.64 ID:qbn2/icZP
>>117
安らかに
121 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/29(土) 02:00:13.85 ID:kaoZl6qh0
あびる父「あびるは学校でどんな感じなんだ?」
奈美「えーっと…おとなしくて親切で…クラスの人気者です…」しどろもどろ
あびる(保護者面談か)
奈美「ほんとにいつも…よくしてもらっています…//」
あびる(奈美ちゃん…なんか違うよ…)うぅ
あびる父「ならいいんだが…。こいつはこの通り、どこかそそっかしいし、特殊な性癖を持ってるからなぁ…」
奈美「せ…」
あびる「性癖とかいうなぁ!」
奈美「……………」チラ
奈美「今の……私のまねでしょ?」
あびる「……ごめん」
122 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/29(土) 02:01:58.89 ID:kaoZl6qh0
すみません、規制くらってました
よかったら支援お願いします
奈美「じゃああびるちゃん、そろそろ私帰るね」
あびる父「何を言ってるんだ。こんな時間に帰ったら危ないだろう」
奈美「え…」
あびる父「あびる、泊めてあげなさい」
奈美・あびる「え………」
奈美「け、けっ結構です…!ちゃんと帰れますから!」ドキドキ
あびる「そ、そうよお父さん!私送ってあげるから大丈夫!」ドキドキ
あびる父「お前が行っても同じじゃないか。」
奈美「だめですっ…まだ早いです!」
あびる(まだ…?)
あびる父「早いものか。もう9時になるぞ」
奈美(そうじゃなくてぇ――)
123 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/29(土) 02:03:18.49 ID:qbn2/icZP
そういやそんなのあったな
久しぶりでつい・・・スマンカッタ
124 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/29(土) 02:03:20.13 ID:kaoZl6qh0
あびる「……私は別にかまわないよ、奈美ちゃん」
奈美「え…」
あびる「泊まる?どうしても帰りたいなら別だけど…」
奈美(……どうしよう…)
奈美(泊まるって言っても…男女じゃあるまいし、そんなに意識しなくても…)
奈美(変なこと考えてるの…私だけかも…)
奈美「じゃあ…お世話になります」
125 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/29(土) 02:04:15.46 ID:Ppht98qP0
支
126 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/29(土) 02:05:34.25 ID:kaoZl6qh0
ガチャ
奈美「あの、お風呂ありがとう…」
あびる「あ、うん。服おっきかった?」
奈美「大丈夫だよ……//」
あびる(お風呂上がりの奈美ちゃんかわいい…)
あびる「…じゃあ…私も入ってくるから…適当にくつろいでて」
奈美「うん…」
ぎしっ
ごろごろ
奈美(……やっぱり気持ちいい…) ぎゅっ
奈美(あぁもう、いい匂いっ…!) すぅ
奈美(…私って変態かな…//) かぁぁ
奈美(もう少しだけ…このまま…)
奈美(…………)
すぅすぅ
128 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/29(土) 02:07:07.32 ID:kaoZl6qh0
あびる「奈美ちゃん?」
奈美「………」すぅ
あびる「寝てるのか…」
(……今のうちに包帯巻いとかないと…)
奈美「……ん…」すやすや
(寝てるよね…)
あびる「………」バサッ
(…はぁ…)
(女の子なのに…こんなに傷だらけで…悲しいなぁ…)
(骨折ならまだいいけど…お腹とか背中の生傷は…見てられない…)
(…綺麗になりたいな…)
129 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/29(土) 02:08:30.15 ID:kaoZl6qh0
ギュッ
「………っいた…」
「……ん………ぐすっ…」
(やだ…泣いても仕方ないのに…)
(こんな怪我…自業自得なんだし…)
「……っ…」ポロポロ
奈美「…ん…あびるちゃん?」
ビクッ
あびる「な、奈美ちゃん…!!」サッ
130 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/29(土) 02:09:40.18 ID:kaoZl6qh0
奈美「その傷…大丈夫っ!?」
あびる「へ…へいきだからっ…見ないでっ…!!」 ポロポロ
奈美「あびるちゃん…泣いてるの…?」
あびる「…っ…ぁう…お願い…見…ないで…」
奈美「あ、あびるちゃん…」
あびる「わ、わたし…ぐすっ…傷だらけだしっ……綺麗じゃないから…っ……見ちゃだめ…っ」
奈美「あびるちゃん…!」
ぎゅうっ
あびる「…あっ……!」
(奈美ちゃん…?)
奈美「大丈夫だから……隠さないでもいいから…泣かないで…」ぎゅっ
奈美「私…あびるちゃんの素敵なところ、いっぱい知ってるよ…」
131 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/29(土) 02:10:03.29 ID:qbn2/icZP
いいぞぉいいぞぉ
132 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/29(土) 02:11:11.31 ID:kaoZl6qh0
あびる「っ…奈美ちゃ…」 ポロポロ
奈美「泣かないで…あびるちゃんは綺麗だよ…」
あびる「…奈美ちゃんっ…!」ぎゅっ
奈美「……ん…」 ぎゅうっ
あびる「…ぐすっ…あり…がと…っ」 ポロポロ
奈美「うん…」
あびる(…奈美ちゃんっ…奈美ちゃんっ…) ぎゅうぅ
奈美「……………」
奈美「……あびるちゃん…」
あびる「………?」チラ
奈美(…あ……)
奈美「綺麗な目…」
あびる「…でも…両目の色違うし…」
奈美「そこが綺麗なんじゃない…すごく素敵だよ…」 ニコッ
あびる「……ありがと…」 かぁぁ
134 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/29(土) 02:12:37.21 ID:kaoZl6qh0
奈美「……………」
奈美「あびるちゃん…」
奈美「今日で付き合って何日目か、覚えてる…?」
あびる「…6日目…でしょ…?」
奈美「うん。でもね、さっき12時過ぎたんだよ」
あびる(…あ………)
奈美「だから…今日でちょうど一週間」
あびる「………!!」
奈美「…返事…かえさないとね…」
あびる「…………」
135 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/29(土) 02:14:01.82 ID:kaoZl6qh0
奈美「この一週間…本当に楽しかったよ」
奈美「すごく大切にしてくれて…そばにいてくれて…嬉しかった」
あびる(…………!)
奈美「あびるちゃん…」
あびる「…………」
奈美「私も、あびるちゃんのことが好き…!」
あびる「!!」
奈美「だから……あびるちゃんの彼女にしてください…」
137 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/29(土) 02:29:08.74 ID:px5yOLNB0
しえ
138 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/29(土) 02:41:05.37 ID:GAxzZh/U0
ひゃあい
139 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/29(土) 02:45:35.63 ID:Uw9pjXdX0
支援
眠れない
140 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/29(土) 03:07:47.87 ID:kaoZl6qh0
すみませんまた規制かかってました…
今日はもう寝ます
全部書いてるので、よかったら保守お願いします
残ってたら明日書きます
支援してくれた人たち、ありがとう
141 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/29(土) 04:11:47.84 ID:3csOpp4RQ
乙
続き楽しみにしてる
143 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/29(土) 08:11:37.83 ID:PrK9R2CoO
ほ
144 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/29(土) 08:29:34.17 ID:kaoZl6qh0
保守ありがとうございました
続き書きます
あびる「………」
あびる「……夢じゃないよね…?」
奈美「…うん…」
あびる「本当に…私でいいの…?」
奈美「それはこっちのセリフだよ…」
あびる「……っ…奈美ちゃんっ!!」 ガバッ
奈美「きゃっ…!」
ドサッ
あびる「嬉しいよぉ…奈美ちゃんっ…」 ぎゅうぅ
奈美「あ、あびるちゃんっ…はずかし…」 かぁぁ
あびる「奈美ちゃん…好き…大好きっ…!」 ぎゅっ
奈美「わ、わたしも…大好き…だよっ…」 ぎゅっ
あびる「……うん…嬉しい…//」
145 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/29(土) 08:34:00.73 ID:kaoZl6qh0
あびる「……奈美ちゃん…」
奈美「………はい…」
あびる「こないだの続き…してもいいかな…」
奈美「……あ…//」
奈美「………」 コクン
あびる「………奈美ちゃん…」
すっ
奈美「……んっ…」 ギュッ
ちゅっ
奈美「…んんっ……」
あびる「…ん……ふぁ…」
奈美「……っはぁ…」
あびる「…………」
奈美「……しちゃったね…//」
あびる「…うん………」 かぁぁ
146 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/29(土) 08:38:28.31 ID:kaoZl6qh0
奈美「と、とりあえず、服着てよっ…こっちが恥ずかしいから…//」
あびる「あ…ごめん//」 サッ
奈美「包帯巻いてる途中だったの…?」
あびる「うん…」 かぁぁ
奈美「かして」
あびる「…?はい…」
奈美「…ん…」
ちゅく…
あびる「……ひゃあっ…!」
奈美「…んは……ちゅく……」
あびる「…ふぁ…奈美ちゃんっ…なにして…んあっ…!!」
奈美「…痛い…?」
あびる「…痛くないけどっ……ひゃんっ…!…だめ…汚いよぉ…」
奈美「ん…ちゅ…汚くないよ………私が治してあげるね…」
147 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/29(土) 08:40:42.68 ID:kaoZl6qh0
あびる「やぁっ…奈美ちゃんっ…恥ずかしいよぉ…!ふあ…」
奈美「じゃあこっちは?」 ちゅうぅ
あびる「あぁっ…!だめぇ…//」
奈美「ふふっ…あびるちゃん、首も弱いんだね…」
あびる「んんっ…!ち、違うよ……奈美ちゃんに…されてるからだよぉ…」
奈美「あびるちゃん……」 すっ
あびる「ふぁ…はぁ……奈美ちゃんっ…」
奈美(…かわいい) きゅーん
148 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/29(土) 08:42:30.68 ID:kaoZl6qh0
あびる「………もう…いきなり恥ずかしかったよっ…」 かぁぁ
あびる「まさか奈美ちゃんにこんなことされるなんて……//」
奈美「あはは…あびるちゃんかわいかったよ」
あびる「………」
奈美「…あびるちゃん……」
奈美「キスしてもいい?」
あびる「………」 かぁぁ
あびる「……何回でもいいよ…」
149 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/29(土) 08:44:25.58 ID:kaoZl6qh0
翌朝
「……ふぁ…」
もう朝かぁ
昨日はいつの間にか寝てたみたい
結局夜中までずっと…奈美ちゃんとキスばっかりして…
恥ずかしいなぁ
「すぅすぅ……」
奈美ちゃんが隣で寝てるなんて信じられない
私…ついに奈美ちゃんと本当の恋人になれたんだ…
150 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/29(土) 08:46:57.42 ID:kaoZl6qh0
奈美「ん…おはよう…あびるちゃん…」
あびる「おはよう、奈美ちゃん」
奈美「…………//」
あびる「……………//」
奈美「あのね、あびるちゃん…」
あびる「なぁに?」
奈美「今日もデートの約束してたでしょ?」
あびる「うん」
奈美「それで考えたの…今日は動物園行きたいなって//」
あびる「!」 きゅーん
あびる「奈美ちゃん…!」
奈美「わっ…!ちょ、あびるちゃん…//」 ぎゅっ
あびる「奈美ちゃん…大好きだよ。ずっと一緒にいようね…」
奈美「うん…!」
おしまい
151 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/29(土) 08:53:39.77 ID:prA7rSe/0
乙
キマシタワー
152 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/29(土) 09:21:54.97 ID:kaoZl6qh0
人いるかな?
一応3部構成なのでよかったら最後も書きたいです
154 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/29(土) 10:25:59.23 ID:Ppht98qP0
ほっしゅほっしゅ
155 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/29(土) 10:52:15.33 ID:kaoZl6qh0
霧「そんなところにいたの」
まとい「………」
霧「中に入りなよ。先生なら今ご飯食べてるから」
まとい「別にここでかまわないわ」
霧「どうして?」
先生「おや。常月さん、おはようございます。そんなとこで何しているのですか?」
まとい「先生…。おはようございます」 ニコッ
霧「むっ…」
まとい「……………」
まとい「……はぁ…」
霧「…………?」
156 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/29(土) 10:59:59.26 ID:kaoZl6qh0
霧「なんか顔赤いよ?」
まとい「赤くないから」
霧「赤いよ。もしかして…」
ぴとっ
霧「わっ、熱い!熱あるでしょ!」
まとい「ちょっと、触らないでよ!熱なんてないから」 サッ
先生「それじゃあ小森さん、行ってきますね」
霧「あ、先生!このストーカー、熱あるみたいです」
まとい「ちょっと!!」 むっ
157 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/29(土) 11:07:24.99 ID:kaoZl6qh0
先生「熱?それはいけませんね。今日は休んだ方がいいですよ」
まとい「熱なんてありません!大丈夫ですから…」 はぁはぁ
先生「生徒に何かあったら大変ですから、無理しないで下さい」
先生「保護者の方に迎えに来てもらいましょうか?」
まとい「仕事中だから無理ですっ…」
先生「仕方ありません。小森さん、常月さんの看病お任せしてもよろしいですか?」
霧「先生がそう言うならいいよ」
158 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/29(土) 11:16:11.39 ID:kaoZl6qh0
先生「すみません。常月さん、ちゃんと寝ていて下さいね。それでは、もう行かないと行けないので…」 ガラッ
まとい「あ…先生っ…!」
霧「ほら、早く中入って」 ぐいっ
まとい「やっ…離してよ…!」 はぁはぁ
霧「こら!先生に言われたことが分からないのっ!今お布団しくから、おとなしく来なさいっ」
まとい「………っ」
まとい(……せんせえ…)
159 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/29(土) 11:28:05.00 ID:kaoZl6qh0
霧「とりあえず着替えなきゃ。袴じゃ寝れないでしょ」
まとい「………」はぁはぁ
霧「これ…私のだけど、着なさい」 サッ
まとい「…いらない」
霧「むかっぱ!ゆーことききなさいっ」 ぐいっ
まとい「…きゃっ…!ちょっと!自分で脱げるからっ」
霧「ふーん。袴の中ってこんなになってるんだ」 ぬぎぬぎ
まとい「やっ…ちょっと…あんたね…!」
161 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/29(土) 11:35:41.52 ID:kaoZl6qh0
まとい「…先生にも脱がされたことないのに…」
霧「はい、これ着て」 サッ
まとい「なによコレ…体操服じゃない」
霧「これなら汗かいても気持ち悪くないし、いいでしょ?」
まとい「…学校来ないのに持ってたんだ」
霧「私いつもそれ着てるよ」
まとい「…………」
霧「早く着ないと風邪ひいちゃうよ。あ、もうひいてるか…」
162 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/29(土) 11:42:45.69 ID:kaoZl6qh0
霧「お布団、寒くない?」
まとい「…………あつい…」 はぁはぁ
霧「しょうがないなぁ」
霧「ほら…汗ふいたげるよ」 ふきふき
まとい「……はぁ…はぁ…」
霧(おとなしくなった…)
霧「いつから熱あったのよ…」
まとい「…んっ…昨日の夜…」
霧「もぅ!ちゃんと家にいなさいよっ」
まとい「だって…1日でも会えないなんてつらいんだもの…」 ギュッ
霧「…………」はぁ
163 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/29(土) 11:51:46.13 ID:kaoZl6qh0
すたすた
まとい「…どこ行くの…?」 はぁはぁ
霧「………」
霧「…いてほしいの?」
まとい「…ち、違うけど…」
霧「病気の時って、誰でもいいからそばにいてほしいもんね」 ニヤ
まとい「…もぅ、いいからっ…!」
霧「……果物持ってこようと思っただけだよ」
霧「少しだけ一人で待てるかな?」 ニヤニヤ
まとい「………ばか…」
164 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/29(土) 12:01:11.19 ID:kaoZl6qh0
霧「はい、あーんして」
まとい「……………」
霧「……口をあけなさい」
まとい「……ん…」
ぱくっ
霧「おいしい?」
まとい「………」 コクッ
霧「ふふっ…たくさんあるからね」
まとい「……うん…」
霧(…こうして見てると)
霧(まといちゃんって美人だなぁ…)
霧(…負けちゃいそう…)
165 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/29(土) 12:14:17.71 ID:kaoZl6qh0
霧「……………」
まとい「………ちょっと」
霧「なぁに…?」
霧「………」 ニヤ
霧「わぁ、このリンゴおいしい」 パクッ
まとい「…………」
霧「あまーい」 シャリシャリ
まとい「……………」
霧「どうしたの?まといちゃん」
まとい「…はやく…」
霧「…ん―?」
まとい「はやく食べさせなさいよっ…!!」
霧「まったく、世話が焼けるなぁ」 ニヤニヤ
まとい「……………(むかつくー!!)…」 かぁぁ
霧(なにこれかわいい)
166 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/29(土) 12:22:01.19 ID:Uw9pjXdX0
支援ー!
167 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/29(土) 12:29:26.37 ID:kaoZl6qh0
霧「……寝れないの…?」
まとい「………うん」
霧「ご本を読んであげましょうか」
まとい「……あなたさっきから調子に乗ってない?」 ムッ
霧「まといちゃんの反応が面白いからだよ」 クスクス
まとい「あっそ…」
まとい「……先生なにしてるかな…」 はぁ
霧「…………」
168 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/29(土) 12:36:43.54 ID:kaoZl6qh0
まとい「暇ねぇ…あなたいつも何してるの?」
霧「大抵はテレビ見たりネットしてるよ」
まとい「…退屈じゃない?」
霧「うるさいなぁ。そりゃあ退屈だけど…。」
霧「外にでるよりマシだよ」
まとい「………そう」
霧「でも」
霧「こうやってまといちゃんと話していたら、楽しいよ」
まとい「………変なの…//」
169 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/29(土) 12:49:46.63 ID:Uw9pjXdX0
頑張れ!
170 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/29(土) 12:53:42.94 ID:kaoZl6qh0
霧「もうすぐお昼だね」
まとい「……ん…」
霧「お昼ご飯、おかゆでいい?」
まとい「………いいの…?」
霧「いいよ」
霧「ちょっと待っててね」 サッ
まとい「………霧ちゃん…」
霧「………ん…?」
まとい「………ありがとう…」 ボソッ
霧「いいよ別に…」 かぁぁ
171 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/29(土) 12:57:24.03 ID:kaoZl6qh0
まとい(仲良くするなんて…私たちらしくないかも…)
まとい(恋敵だし…)
まとい(今まで思わなかったけど…)
まとい(霧ちゃんって優しい子だなぁ…) はぁ
まとい(…負けちゃいそう…)
172 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/29(土) 13:03:46.78 ID:kaoZl6qh0
霧「ふーっ、ふーっ」
霧「はい、あーんして」
まとい「………ん…(やっぱり恥ずかしい…)」
霧「熱くない?」
まとい「…ん……大丈夫…おいしいよ…」
霧「よかった」 ほっ
霧「ふーっ、ふーっ」
まとい「………ごめんね…迷惑かけて」
霧「……気にしないでよ」
まとい「……私が自分勝手だからこんなこと…」
霧「…次から気をつけたらいいよ」
まとい「……………」
霧「ほら、落ち込むなんてらしくないよ。食べて」
まとい「………んっ…」
173 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/29(土) 13:21:31.95 ID:kaoZl6qh0
霧「37.6℃」
霧「だいぶ熱下がったよ。可符香ちゃんがくれた薬のおかげかなぁ」
霧「明日には元気になりそうだね」
まとい「……うん…ありがとう…」
霧(だいぶ素直にもなってきた…)
霧「もうすぐ学校終わるね…」
まとい「……うん…」
霧「…先生も帰ってくるね」
まとい「うん…」
霧「…………」
霧「まといちゃんは…いつも先生のそばにいるんだよね…」
まとい「…………」
176 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/29(土) 13:55:25.15 ID:kaoZl6qh0
霧「先生……」
霧「………うらやましいなぁ」
霧「少し妬けちゃうかも…」
まとい「!霧ちゃん…!!」 ガバッ
霧「…なぁに?」
まとい「そんなに…そんなに私のこと好きだったの…!?」
霧「………………はい?」
まとい「隠さなくてもいいわ…!今気づいたっ…」
まとい「私も霧ちゃんのことが好きっ!!」
霧「……………」 ポカーン
霧「……冗談言う元気はでたみたいだね」
177 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/29(土) 14:01:32.46 ID:AA12AfR90
何事だ支援
178 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/29(土) 14:04:08.00 ID:kaoZl6qh0
まとい「霧ちゃん…」ずいっ
霧「な、なにっ…!?」 ドキドキ
すっ
――ちゅっ
霧「!!!!!」
まとい「…霧ちゃん…大好き…」
霧「ひっ……ひゃあぁぁぁあ!!!」
霧「私の…私のファーストキスが…!!」 プルプル
まとい「…霧ちゃん?」 ずいっ
霧「なっ…なな、何してんのよっ、あんたっ」
まとい「何って…キス…しちゃだめだった?」
霧「………!!!」かぁぁ
179 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/29(土) 14:06:56.42 ID:kaoZl6qh0
まとい「…霧ちゃん…嫌だったの…?」
霧「い、嫌とか…そういう問題じゃなくてっ…」 アワアワ
まとい「ふぅん…嫌じゃなかったんだ…」 ぎゅうぅ
霧「こらーっ!は、離れなさ―い!!」 ドキドキ
まとい「ふふっ…霧ちゃんやわらか―い//」 ぎゅっ
霧「ちょ…まといちゃん…いきなりどうしちゃったの…?」 かぁぁ
まとい「……よくわからないけど…なんかずっとドキドキしてるの…」
まとい「霧ちゃんと…もっといろんなことしたいな…//」
霧(どうなってんのコレ――!?) バクバク
180 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/29(土) 14:09:58.92 ID:Uw9pjXdX0
支援
181 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/29(土) 14:10:40.00 ID:kaoZl6qh0
ハッ
霧「…先生のことはどーした!先生のことは!」
まとい「ん…先生も好きだけど…霧ちゃんの方が好き…」 ぎゅう
霧「!!」 かぁぁ
霧「こ、困るよそんなの…//」
まとい「どうして…?」
霧「………(かわいい…)」
まとい「……霧ちゃん…」
霧「…………?」
まとい「……もう一回キスしてもいい…?」
霧「…ぁ……」 かぁぁ
霧「…………………」
182 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/29(土) 14:19:21.82 ID:kaoZl6qh0
まとい「…んっ……」
霧「…ふぁ……ちゅ…っん…」
霧「んんっ…!…はぁっ…まといちゃん…」 かぁぁ
まとい「…かわいい…霧ちゃん…」
霧「………まといちゃんおかしいよ…//」
霧「熱のせい…だよね…?」 ドキドキ
ぐっ
霧「きゃっ…」
ドサッ
まとい「熱のせいじゃないよ…」 すっ
183 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/29(土) 14:22:06.55 ID:Mjai+Ots0
カエレちゃん×千里ちゃんが好きです
184 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/29(土) 14:25:52.46 ID:6PpzjMu9Q
交「(ドキドキ・・・)」
185 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/29(土) 14:26:19.40 ID:kaoZl6qh0
霧「まといちゃん…」 ドキドキ
まとい「…霧ちゃん…脱がすよ…」
霧「……!!!だめぇ…まといちゃんっ」 かぁぁ
霧(もう…心臓がもたないよ…//) バクバク
まとい「霧ちゃんだって私のこと脱がせたじゃない…」 するする
霧「それはっ…!着替えさせるためにっ…!」
まとい「霧ちゃん綺麗…」 ちゅっ
霧「やんっ…!まといちゃん……恥ずかしいよ……//」
186 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/29(土) 14:37:55.84 ID:kaoZl6qh0
まとい「…んあ…ちゅく……ちゅ…」
霧「ひゃあぁ…!!だめっ…だめだよぉ…!そんなに吸わないでぇ…!」 ビクッ
まとい「…ちゅうっ……んはっ…霧ちゃん…気持ちいい…?」
霧「んんっ…!!ま…といちゃ…んっ…!」
まとい「やわらかぁい……霧ちゃん結構おっきかったんだね…」
霧「ふぁ!!やぁっ…まといちゃんっ…まといちゃんっ!!!」 ビクビク
ガラッ
先生「常月さん!!大丈夫ですかっ!!?」
まとい・霧「あ……」
先生「え…………」
先生「…先生、なんか邪魔しちゃいましたかね………どうぞごゆっくり!!」 ピシャッ
どたたた
霧「……………せんせえ…」 ぐすん
187 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/29(土) 14:43:49.74 ID:kaoZl6qh0
翌朝
まとい「ごめんね、霧ちゃん」
霧「…………」 ぷんすか
まとい「風邪移しちゃって」
霧「それもだけど、それより先生!先生にあんなとこ見られてっ!!」 かぁぁ
霧「どうしてくれるのよっ」 すんすん
まとい「心配しないで。私が霧ちゃんと、ずーっと一緒にいてあげるから」 ニコッ
霧「そーゆう問題じゃないでしょ!」
まとい「ふふっ…霧ちゃん…」
霧「………なによ」
まとい「好きよ」
霧「………もぉ……しょうがないんだから…」
霧「…ちゃんと看病してよねっ…」
188 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/29(土) 14:45:10.29 ID:kaoZl6qh0
可符香「これで邪魔ものはみーんな消えました」
可符香「待ってて下さいね、先生っ」
おしまい
189 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/29(土) 14:50:06.19 ID:PrK9R2CoO
衝撃のラストwwwww
乙
190 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/29(土) 14:52:18.56 ID:AA12AfR90
乙
191 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/29(土) 14:58:02.14 ID:kaoZl6qh0
読んでくれた方ありがとうございました
初SSだったから緊張したけど、書いてよかったです
192 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/29(土) 15:01:08.45 ID:6PpzjMu9Q
まだ愛ちゃんとメルメルとry
乙でした
193 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/29(土) 15:30:41.29 ID:Uw9pjXdX0
乙!!
194 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/29(土) 15:34:20.51 ID:uz6181pN0
一乙!
- 関連記事
-