1 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/02/05(火) 00:08:07.18 ID:Lz89+E0x0
――――屋上。
イケメン「ずっと前から思ってたんだ。この前の練習試合の時から」
女「……」ドキドキ
イケメン「あの日は暑くて、すごく汗をかきながらも、君はずっと楽しそうにテニスをしてたよね」
女「……は、はい」
イケメン「そこで言おうかと……何度も迷った。でも、あんなに楽しそうにテニスをする君の邪魔をするわけにはいかなかった」
女「……!」
イケメン「だから、今、言うよ」
女「はい……」ドキドキ
イケメン「その貴方の汗を存分に吸ったムレムレパンツをください!!」
女「 」
6 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/02/05(火) 00:10:58.82 ID:Lz89+E0x0
イケメン「朝六時から起きてお弁当作ってたんだよね!?今日も!!
いやぁ合計何時間パンツを穿いていたのかな!?昨日の夜からかい!?
じゃあ睡眠時間を除いたとしても活動時間は10時間を超えるよね!
一昨日から同じパンツなんて奇跡はないと思うけどもしそうだったら僕は感動すら覚えるよ
いやぁそれを除いたって君の汗のかぐわしい香りは魅力的だけどさ!!
本当にずっと言おうと思ってたけど言えなくてさ!ついに踏ん切りがついたよ!
だからお願いしますパンツください!!」
女「……え」
イケメン「お願いします!!」
女「……あ、あの」
イケメン「……オネガイシマァス!!!」ガンッツ ←頭をコンクリートの地面に打ち付け土下座する音
女「ごめんなさぁいっ!!」
ダッ
イケメン「ああああああああー!!まってぇええええ!!!」
7 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/02/05(火) 00:14:10.74 ID:Lz89+E0x0
――――――
幼馴染「……また失敗したの?」
イケメン「……そうだよ。笑いたきゃ笑え」
幼馴染「……そろそろやめたらいいと思うんだけどなぁ」
イケメン「……何を言っているんだ」
幼馴染「あんたにだけは言われたくないセリフだよねー」
イケメン「正直に生きる……これがどれだけ素晴らしい事かわからないのか!?」
幼馴染「ごめんねー私とあんたじゃ正直に生きるの意味と概念が違ったみたい」
イケメン「そりゃあ女の子をだましてパンツを奪い取ったりナプキンをかすめ取ったりすることはできる。
しかしそれはその子に対する裏切りじゃあないか!?」
幼馴染「女の子からすればその思考ですでに裏切られてるけどねー」モグモグ
イケメン「だから俺はァ!!正直に生きる!欲求にも!女の子にも!」
幼馴染「頼むから捕まらないようにね」
イケメン「それは心得ている」
幼馴染「ほんとかなぁ……」
8 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/02/05(火) 00:17:09.74 ID:bJoC7js00
パンツは……無いな
9 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/02/05(火) 00:17:32.58 ID:Lz89+E0x0
後輩「おはようございますー。今日もお二人はラブラブですねぇ」
イケメン「だろう!?ところで今日のパンツ何色!?しゃぶらせてくれない!?」
後輩「あはは。顔面蹴りますよ先輩。その整ったツラぐちゃぐちゃにしてほしくなかったら黙っててください」
イケメン「……」
後輩「それより聞きましたよ?また女の子泣かせたんですって?」
イケメン「え、なんの話だ?」
幼馴染「え?さっきの話じゃない?」
後輩「そりゃあ女の子ならだれだって泣きますよ。好きな人にいきなり呼び出されて告白みたいな
素敵なムードで『パンツください』って言われたら」
イケメン「俺好かれてたの!?」
幼馴染「何をいまさら……」
後輩「好かれてなかったら今頃刑務所で臭い飯食べてたんじゃないですかね?」
イケメン「……あ、危なかったのか!?」
幼馴染「何をいまさら……」
10 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/02/05(火) 00:18:20.80 ID:SACbgZ+D0
イケメンじゃなかったら確実に豚箱行きだな
11 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/02/05(火) 00:21:10.15 ID:Lz89+E0x0
後輩「お願いですから、これ以上被害を出すのはやめてほしいんですけどねぇ……」
イケメン「……そう言われてもなー」
幼馴染「ぶっちゃけ、それ辞めたらモテモテだと思うよ」
イケメン「俺がやめられないのは知ってるだろう」
後輩「……いやぁ、急に真面目になられてもちょっと怖いですね」
幼馴染「あー確かに」
イケメン「なんだよお前ら俺を不真面目みたいに」
後輩「まぁ今回の事はフォローしてあげるんで勉強教えてください」
イケメン「えー、お前頭いいじゃん」
後輩「その五倍くらいは先輩頭いいですからね。私だって苦労してるんです。
学年トップのために協力してください」
幼馴染「がんばるねぇ」
後輩「指定校推薦、返還不要の奨学金……特待生!夢が広がります」
イケメン「はぁ……わかったよ。何教えればいいんだ」
後輩「とりあえず英語ですかね」
12 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/02/05(火) 00:23:25.67 ID:Lz89+E0x0
―――――――――
クラスメイト「イケーッ!!そっちいったぞ!!」
イケメン「(俺池って苗字じゃないんだけどな) オッケイナイスパス!!」
他クラスA「ゲェーッ!!アイツが取った!!」
他クラスB「畜生!!卑怯だぞ!!」
イケメン「オラァ!!イグナイトシュート!!(加速するシュート)」
バッシィィィン
審判係「ゴォォォォォォッル!!!」
幼馴染「……」
13 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/02/05(火) 00:26:42.17 ID:Lz89+E0x0
幼馴染「(成績優秀、スポーツ万能)」
幼馴染「(人当たりの良い気さくな性格と、そのジャニーズ系も裸足で逃げだすイケメンフェイス。
身長178cmという好条件)」
幼馴染「(四月当初はそのあまりの完璧さに、学校の女子という女子を骨抜きにした)」
幼馴染「(のですが……)」
ガララッ!
イケメン「委員長!!!」
委員長「何?」
イケメン「罵ってくれ!!じゃない……踏んでくれ!!でもない……」
委員長「どうしたの?とりあえず鳩尾いっとく?」
イケメン「いや違うんだ!本当は伝えることが……ああでもその目イイ!!もっと蔑んで!」
委員長「……はぁ、早く死んでよ」
イケメン「ンッキモヂイイ!!!」
幼馴染「(このキチガイっぷりのせいか彼女はいません)」
15 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/02/05(火) 00:28:27.71 ID:Lz89+E0x0
イケメン「さーてオナニーでもするか……」
友「おいここ学校だぞ?」
イケメン「……はぁっスマン!!ちょっとトイレ行ってくる!」
ダッ
幼馴染「HRまでには戻りなよー」
キーンコーンカーンコーン……
友「あっ」
幼馴染「あ」
先生「お前ら席つけー。今日は転校生を紹介するぞ」
幼馴染「え」
友「まじ」
16 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/02/05(火) 00:30:56.63 ID:Lz89+E0x0
先生「あれ?アイツ伝えてなかったのか?皆がそわそわしないよう委員長に言ってもらっておけと言ったのに」
幼馴染「ああなるほど……」
友「……あいつならトイレです」
先生「まぁいいや、入ってくれ」
ガララ
友「え」
幼馴染「え」
委員長「わ」
「……」
お嬢様「あ、あの……初めまして」
幼馴染「(すごくきれいなお嬢様がやってきました。びっくりです)」
友「へぇ、お嬢様っぽいなぁ。こんな田舎の学校に来るなんて
(ウォォォ!!お人形みたいで可愛いお!ペロペロしたいお!!
その美しい金髪で髪コキしてほしいお!!)」
17 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/02/05(火) 00:33:26.78 ID:Lz89+E0x0
お嬢様「……というわけで、本日よりこの学校でお世話になります。
至らない点もあるかもしれませんが、どうぞよろしくおねがいします」
ペコリ
友「うおぉ……今スカートのすそつまんでお辞儀したぞ」
幼馴染「いるもんなんだねー。あんなお嬢様」
委員長「可愛い……」
先生「席は適当に座ってくれ。
お、あそこ空いてるな。そこで」
友「あ、そこは……」
友「……まぁいいか」
幼馴染「(近くで見ると余計綺麗……)」
お嬢様「皆様方、よろしくおねがいいたします……」オズオズ
友「(可愛い)」
18 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/02/05(火) 00:33:38.20 ID:KYn3drlL0
友wwwww
19 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/02/05(火) 00:35:34.80 ID:Lz89+E0x0
ガララー
イケメン「ただいまっす。すっきりしました」
先生「おう悪いけどお前の席もうないんだ。そのへんで三角座りしててくれ」
イケメン「はぁ!?何言ってるんですか!?」
幼馴染「見てみなよ、自分の席」
イケメン「え?俺の……」
お嬢様「……あ、すみません!ここが貴方の席だと知らずに」
イケメン「……」
お嬢様「……あの?」
イケメン「ムホオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!
可愛いでゴザルウウウウウウウウウウウウウウウウウウ!!!!」
幼馴染「(あー……)」
友「(やっちまった)」
お嬢様「!?」ビクッ
21 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/02/05(火) 00:38:35.08 ID:Lz89+E0x0
イケメン「ねぇ君何歳!?今どんなパンツ穿いてるの!?
はぁはぁ白いねぇ白い肌してるねぇところで僕の精子も白いんだよ!
ちょっと顔パックしてみない!?
ていうか髪キレイすギィィィ!!!うっひょおお!!
その髪で髪コキしてくださぁぁぁあい!!!お願いします!!」
ガンッ!! ←地面に頭を打ち付け土下座する音
お嬢様「……は、あの」
イケメン「お願いします!!!」ガンッ!!!
お嬢様「……わかりました?」
友「えええええええええええええええええっ!?」
幼馴染「はあああああああああああっ!?」
イケメン「よっしゃあああああああああああああああ!!!
……って、え?」
委員長「ちょ、ちょっとストーップ!!いったん止めて!!!」
イケメン「え?マジ?いいの?」
お嬢様「よくわかりませんが……これほどの気迫。よほど真剣なお願いなのでしょう……それをむげにするわけには」
友「待とうちょっと落ち着こうそして深呼吸しようスーハーああいい匂い」
22 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/02/05(火) 00:40:57.77 ID:Lz89+E0x0
イケメン「フヒヒ!!いいよね!!いいよね」
カチャカチャ
お嬢様「はて?何故ベルトを外しているのですか?」
幼馴染「ふんっ!!」
ドスッ!!
イケメン「オゴッ!!」
ドシャッ
友「せ、セーフ……?」
幼馴染「ギリギリね」
お嬢様「あの……彼は大丈夫なのですか?」
幼馴染「うんまぁ。基本的には死なないから」
お嬢様「まぁ……最近の男性は、並の鍛え方ではないということですね!」
友「それはちょっと違うかな」
委員長「あいつはちょっと特殊だから」
23 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/02/05(火) 00:44:37.33 ID:Lz89+E0x0
――――――お昼休み。
イケメン「さぁ僕と一緒に人気のないところへ」
お嬢様「あら、学校を案内してくださるのですか?」
イケメン「そうとも言うね!!体躯倉庫の裏手の陰に隠れたスポットを紹介するよ!!
そこでゆっくりぼくのおちん○んと話し合おう!」
お嬢様「おちん○ん……?」
幼馴染「ちょっと待て」
イケメン「な!邪魔をするな!俺は青春の真っ最中だぞ!?」
幼馴染「……そんな濁りきった青春があるか」
イケメン「え?俺の白濁色の液体が飲みたい?まったく淫乱だな」
幼馴染「言ってないっつーの」ゲシ
イケメン「おぶち!とにかく俺は行くんだ!放っておいてくれ!」
幼馴染「性的暴行を加えないならいいけど」
イケメン「しないしない!!ちょっと美しい金に純白の白を加えるだけだ」
友「する気まんまんじゃねーか!!」ゲシ!
イケメン「痛い!」
26 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/02/05(火) 00:47:14.21 ID:Lz89+E0x0
イケメン「なんでだよ!!なんでお前らはオレの青春の邪魔をするぅ!!」
友「学校で性的暴行を行わないなら別に止める気はないがな」
イケメン「そんなにも俺の青春を止めたいか!」
友「お前の青春ってやっぱ性的暴行なの?」
幼馴染「……これ以上やると、捕まってもおかしくないんだよ?わかってる?」
イケメン「うっ……だが、セクハラは本人がセクハラと感じなければセクハラではない!
不起訴なら俺の勝ちだ!」
友「そもそもハラスメントではねーよ」
幼馴染「完全にただの強姦未遂だわ」
お嬢様「あの、えーと……?」
27 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/02/05(火) 00:50:48.82 ID:Lz89+E0x0
イケメン「くっそぅ……今日のところは勘弁してやる!
明日こそは一緒にお昼たべよーね!さらばだっ!!」
バッ
ダッ
友「早ッ!!」
幼馴染「……陸上部よりも早いしね。
まぁあいつが走ったら追いつける人いないし、ここは放っておこうか」
お嬢様「……あの」
友「ああ、大丈夫?何かされてない?」
幼馴染「怖かったらいつでも弁護士呼んでいいんだよ」
お嬢様「え、いや……その」
幼馴染「何!?何でも言って!!言い辛いことだったらこいつどかすし!」
友「(それはそれで辛い)」
お嬢様「いや……面白い人だなー、と」
幼馴染「は」 友「え」
28 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/02/05(火) 00:52:59.57 ID:Lz89+E0x0
お嬢様「わたくし、幼少から女子校で育ってきたため……共学の経験がありませんの。
共学というところでは……あのような殿方もいるのですね」
友「いや共学に必ずいるわけではないから」
幼馴染「全バスケ部にキセキの世代がいるわけではないくらいいないから」
お嬢様「きせきの……?」
友「おいよせ、そのネタは通じない」
幼馴染「ごめんいつもの癖で……」
友「とにかく、あいつだけはやめた方がいいよ。割とマジで」
幼馴染「うん。あいつ基本的には駄目人間だから」
お嬢様「そうでしょうか」
幼馴染「!?」 友「!?」
29 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/02/05(火) 00:56:43.57 ID:Lz89+E0x0
お嬢様「いえ……整った顔立ちをしておりますし、あの方ももしかしたら貴族か何かの」
幼馴染「違う!あいつん家はふつーのサラリーマン家庭!おじさんおばさんごめん!でも中流!」
友「顔は確かに整ってるがそれだけだ!もうほんとそれだけだ!ちょっと考え直そう!」
お嬢様「でも美形ですし……」
友「(何この子面食い!?)」
――――――――
イケメン「ハァハァ……ここまで逃げれば大丈夫だろう」
「何から逃げてきたんですか?」
イケメン「え?それはもちろん俺の愛を邪魔する諸悪の根源ども……って」
女「……おはようございます。今日も朝から随分とお元気なご様子で」
イケメン「……お、おはよー。できればこの前の事は起訴しないでもらえると嬉しいかな」
女「……はぁ。全く」
イケメン「俺だって悪気があったわけじゃないんだ!!ただ君のむれむれパンツが欲しかっただけでなんというか!」
女「先輩」
30 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/02/05(火) 00:59:18.43 ID:Lz89+E0x0
イケメン「な、なんだ」
女「あげましょうか?パンツ」
イケメン「え?」
女「ですから、あげましょうか?パンツ」
イケメン「……ウぇええええええええええええええっ!?い、イイノオオオオオオオオオッ!!?
じゃあさっそく遠慮せず ッツゴブォァ!!」
女「誰も今あげるなんていってません。蹴りますよ」
イケメン「さきに蹴ったぁ……」
女「……先輩が一つだけ、私のお願いを聞いてくれるなら」
イケメン「何だなんでも言え!」
女「付き合ってください」
イケメン「え」
女「私と、恋人として、付き合ってください」
イケメン「え」
イケメン「え」
31 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/02/05(火) 01:01:22.88 ID:Lz89+E0x0
イケメン「……え、いや、あのさ」
女「なんですか」
イケメン「お、お互いの事よくしらないし……そういうのは、まだ、早いかなって」
女「何言ってるんですか!?」
イケメン「いやぁこういうのはだってさ!も、もっとお互いの事を良く知ってさ!
まずはメル友から始めてさ!」
女「遠回りしすぎじゃないですか!?いきなりパンツを要求してきた人が何を言ってるんですか!?」
イケメン「え、いやだってその、恥ずかしいし」モジモジ
女「はぁぁあ!?」
イケメン「えー……だってほら、か、彼女でしょー?
そんなの……キャー!」
女「(こいつ殴りてぇ)」
32 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/02/05(火) 01:02:58.05 ID:Lz89+E0x0
イケメン「ごめんもちろんパンツは欲しいけど……やっぱいきなりはムリだわ。
も、もっと時間をおいて」
女「はぁ……わかりましたよ。期待せず待ってます」
イケメン「お、おう」
女「ただし、貴方からの返事が来るまで、ぱんつは履き替えません」
イケメン「 」
女「それでは。良い返事を待ってます」
スタスタ
イケメン「 」
イケメン「これは夢か」
34 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/02/05(火) 01:06:01.49 ID:Lz89+E0x0
イケメン「……どうしようかなぁ。彼女かァ。まさか俺に彼女かぁ」
スタスタスタ
幼馴染「 」
友「 」
お嬢様「……あらあら」
イケメン「いやぁどうしようかな……でもパンツ欲しいからとりあえず三日は保留するかな。あれ?卒業までずっと放置したら
俺すげぇパンツもらえるんじゃね?」
ガシッ
イケメン「やっぱりパンツは白にかぎ……え?ガシ?」
幼馴染「おい」
イケメン「ひぃ!?」
友「ちょっとその話詳しく聞かせてもらおうか」
イケメン「え、えええええええ!?」
35 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/02/05(火) 01:07:41.56 ID:Lz89+E0x0
イケメン「……というわけで、付き合ってくれって言われて、
もし付き合ったらぱんつくれるって」
幼馴染「……はぁ!?」
友「おいおいマジかよ……じゃあお前は」
イケメン「おう。とりあえず保留にした」
お嬢様「……!」
友「はぁなんでだ!?お前パンツ欲しがってただろ!」
イケメン「だって……そんな……彼女とか……いきなり言われても」テレテレ
友「お前何でそのタイミングで照れてんの?」
36 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/02/05(火) 01:10:40.23 ID:Lz89+E0x0
幼馴染「……その、さ」
イケメン「おう?」
幼馴染「……あんたはその、付き合うの?その子と」
イケメン「だからわからんって。でもパンツは欲しいしなぁ~……」
幼馴染「……ッ!」
お嬢様「……」ニヤニヤ
お嬢様「わたくしも!」
友「はい?」
イケメン「はい?」
お嬢様「わたくしも、立候補いたしますわ。それに」
イケメン「それ?」
お嬢様「一目見たときからお慕い申し上げていました。是非、私と一生を添い遂げていただけませんか?」
イケメン「……ええええええええ!?」
友「(世界は顔面を中心に回っていた!!!)」
幼馴染「こ、この状況って……ど、どういう風の吹き回し!?」
37 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/02/05(火) 01:14:11.17 ID:eJy47hDs0
イケメン氏ね
38 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/02/05(火) 01:14:58.63 ID:Lz89+E0x0
イケメン「いやそのあのですねさっきも言ったけど私たちまだまだちょっとその
出会ったばかりと申しますかですね」
お嬢様「わたくしと付き合っていただけるのなら……」
友「なら?」
お嬢様「貴方様のおっしゃっていた『かみこき』を実践いたしましょう!!」
イケメン「オボォィッェェェッ!?」
友「ちょ……な、何言ってんの!?」
幼馴染「……」
イケメン「髪……コキ……を?」
お嬢様「はい!」
イケメン「……おれもうしんでもいい」
友「しっかりしろーッ!!」
幼馴染「……」
フラッ
バタッ
イケメン「え」
39 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/02/05(火) 01:18:22.41 ID:Lz89+E0x0
――――――――保健室
「――――!」
「―――……――――夫か!」
幼馴染「……わたしは、おっとじゃないよ」
イケメン「大丈夫か!?」
幼馴染「……え?本物?」
イケメン「何言ってんだ!いきなり倒れるから……心配したんだぞ!?」
幼馴染「(ぐぅ……こんな時ばっかり本当にイケメンになりやがってー……ちくしょう卑怯だ)」
イケメン「大丈夫か?立てるか?自分が誰だかわかるか?」
幼馴染「……あれ?あの二人は?」
イケメン「忘れてるだろうが、今は授業中だ。俺だけさぼってお前を見てたんだ」
幼馴染「……あんた」
イケメン「なぁに。俺は成績優秀で品行方正な生徒だ。多少のサボリは問題じゃない」
幼馴染「……ばーか」
イケメン「何で!?」
40 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/02/05(火) 01:22:16.60 ID:Lz89+E0x0
幼馴染「……あのさ」
イケメン「なんだ」
幼馴染「あの二人と……付き合う気?」
イケメン「……うむむぅ、それは考え中なんだよな。
パンツがいいか、髪コキがいいか」
幼馴染「そこなんだ」
イケメン「むしろそれ以外に」
幼馴染「……いつからそんなんなんだっけ」
イケメン「は?なんの話だ」
幼馴染「その意味不明な精神状態の事」
イケメン「……誰が電波野郎だ」
幼馴染「そこまでは……いや間接的にそう言ってるね。昔はそんなでもなかったじゃん」
イケメン「そうだったっけ?」
幼馴染「誰に対しても適度でさ。知り合い以上の距離に近づいてこない。そんな奴だったじゃん」
イケメン「……まぁ、な」
41 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/02/05(火) 01:25:15.38 ID:Lz89+E0x0
幼馴染「私に対してもさ、幼馴染なのにずっと距離を取って」
イケメン「とってたか……?風呂すら一緒に入ってただろ」
幼馴染「入らなくなってからだよ」
イケメン「……ああ、そんなこともあったような」
―――――――――数年前
幼馴染「おーいっ♪」
イケメン「……ああ」
幼馴染「一緒にかえろーよ!」
イケメン「……悪いな!少し用事があるんだ!」
幼馴染「えー。つれなーい」
イケメン「また今度……帰ろうぜ!」
幼馴染「それ、ずっと……」
イケメン「じゃ!」 ダッ
幼馴染「……あ」
42 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/02/05(火) 01:29:06.02 ID:Lz89+E0x0
ザァァァァ……
幼馴染「……雨かぁ」
幼馴染「雨って、どーしても好きになれないんだよね」
幼馴染「……なんか、気持ちが暗くなっちゃう」
幼馴染「……帰ろ」
―――――――
幼馴染「おーい!」
イケメン「あっ……」
幼馴染「ねぇねぇ!最近すっごい美味しいシュークリーム屋さん見つけたんだけどさ!」
イケメン「悪い!今日は用事があるから!」
ダッ
幼馴染「……なんだよ、付き合い悪いなぁ」
幼馴染「……嫌なら」
幼馴染「……嫌なら嫌って、はっきり言ってくれて、いいのに」
43 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/02/05(火) 01:31:21.72 ID:Lz89+E0x0
幼馴染「……はー」
幼馴染「なんで、一人ってこんな楽しくないんだろ?」
幼馴染「別に、いつも誰かいたわけじゃ、ないのに……」
幼馴染「……いつも」
ハハハハ! マジデー?
幼馴染「そう、こんな感じ……」
幼馴染「……って、え!?」
イケメン「マジかよぉ~wwwそいつはすげぇやwww」
不良A「だっろwww流石イケちゃんwww」
ギャル「イケくんやっぱかっこいー!」
幼馴染「……え?」
幼馴染「……何、あい、つら」
44 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/02/05(火) 01:33:15.36 ID:Lz89+E0x0
幼馴染「おーい!!」
不良B「……あ?何だ、ガキ」
幼馴染「あんたじゃない!そっちのイケメンに用があるの!」
不良A「お?イケちゃん、知り合い?」
イケメン「ッ……!!」
ギャル「何この子ー!子どもじゃーん!
ギャルB「マヂウケルーwww」
イケメン「いや……」
幼馴染「えっ」
イケメン「知らねぇな、そんなチビ」
不良A「だってよお嬢ちゃんwwwwwおい行こうぜwww」
不良B「おうよwwwww」
幼馴染「……なん、で?」
45 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/02/05(火) 01:35:55.92 ID:Lz89+E0x0
ポツ ポツ
サァァァァァァ……
幼馴染「……かーえろ、っと」
ザァァァァァァァァ……
47 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/02/05(火) 01:37:12.99 ID:yB03jH/R0
何だこの展開
48 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/02/05(火) 01:38:49.41 ID:Lz89+E0x0
―――――――
幼馴染「……ねぇ」
幼馴染「……ねーってば!」
イケメン「……おい」
幼馴染「お、やっと反応してくれた。ねーこの前なんで」
イケメン「学校と外で……俺に話しかけるな」
幼馴染「え?」
イケメン「……それだけだ」
ガタッ
スタ、スタ、スタ……
幼馴染「……何?」
幼馴染「私……何か……した?」
49 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/02/05(火) 01:41:28.74 ID:Lz89+E0x0
――――――――
幼馴染「……はっ!?」
イケメン「やっと起きたか」
幼馴染「……うん?ここどこ?」
イケメン「もう学校終わったよ。帰り道だ。まったく急に倒れるなんて……
何だよ?貧血か?俺の血いるか?むしろお前の経血を……」
幼馴染「……そっかぁ、あれ、昔の話だよね」
幼馴染「今は違うよね」
イケメン「……はい?何言ってんの?てか蹴らないの?
全裸にしてアナル舐めまわしていい?」
幼馴染「ばか」
ゲシッ
イケメン「おぐっ。やっといつも通りか。全く今日はどうしたんだ。いつものやる気が―――」
幼馴染「やる気が?」
イケメン「お前……泣いてるのか?」
幼馴染「泣いてた、かな?」
50 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/02/05(火) 01:43:48.67 ID:Lz89+E0x0
イケメン「大丈夫か!?どこか痛むのか!?ばばばばんそうこう!」
幼馴染「大げさ」
イケメン「だって!」
幼馴染「いつもの完璧なあんたはどこにいったの?」
イケメン「う、うるせぇ!大切な幼馴染が泣いててあわてねぇ奴がどこにいる!」
幼馴染「……!」キュン
イケメン「どうしたんだ!?運動のしすぎで処女失ったのか!?しかたない俺のおにんにんでふたを」
幼馴染「違うよ」
ゲシッ
イケメン「弁慶の泣き所ッ!?」
幼馴染「……」
ギュッ
イケメン「……おう?暑いんだけど」
幼馴染「我慢しろ」
イケメン「はい」
51 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/02/05(火) 01:45:08.33 ID:Lz89+E0x0
イケメン「……あ、あのー?どうしたんですか?」
イケメン「……あれ?いい匂い」
イケメン「……あ、しかもやわらかい。いい匂い。やらかい」
イケメン「ンハァァーッ!!スーハークンカクンカ!!モフモフ!!」
幼馴染「やめい」
ゲシッ!
イケメン「痛い!!」
幼馴染「……ありがと」
イケメン「何がだ」
幼馴染「ひみつ」
イケメン「……お、おう」
52 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/02/05(火) 01:47:30.95 ID:Lz89+E0x0
――――――――――翌日。
女「おはようございます先輩」
イケメン「……お、おう」
幼馴染「……ま、待ち構えてたの」
女「……あれ、先輩も」
幼馴染「一緒に学校通ってるからねー」
イケメン「家が隣でなこれ」
女「覚悟はできましたか?」
イケメン「な、なんのだ」
女「もちろん、私のものになる、です」
イケメン「条件変わってないか!?……ああでも誘惑凄い!
パンツ何色!?」
女「昨日と同じ色です」
イケメン「ハァーーーーーーーーーーーンッ!!」
ドサッ
幼馴染「……」
54 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/02/05(火) 01:49:41.99 ID:Lz89+E0x0
女「……」
幼馴染「……いこっか」
女「……はい」
イケメン「ああ!まって!?
あ、でもこの角度パンツ見えそう!もーちょっと、もーちょっ」
ロロロロ……
女「あ、先輩気を付けて……」
イケメン「はい?」
女「車が」
キキキキィッ!!
イケメン「イヤアアアアアアア!!!危ないィィッ!!
ドMの俺でも流石にひき殺しプレイはムリ!!」
ガチャ
55 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/02/05(火) 01:52:27.77 ID:Lz89+E0x0
お嬢様「おはようございます。未来の旦那様!わたくしがお迎えにあがりましたわ!」
女「!」
幼馴染「!」
イケメン「お、おう……しかし徒歩でいける距離を車というのは」
お嬢様「まぁまぁ、そういわずにどうぞどうぞ」
女「くっ……」
幼馴染「うう……お金持ちってずるいよ」
お嬢様「良かったら、お二人もご一緒にどうぞ?」
女「え」
幼馴染「え」
バタム。
ブロロロロロ……
56 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/02/05(火) 01:55:04.05 ID:Lz89+E0x0
幼馴染「……」
女「……」
お嬢様「~♪」
イケメン「……」
イケメン「……(気まずい)」
女「あの」
幼馴染「はい?」
女「先輩方は、どういう関係なんですか?朝からご一緒というのは、
幼馴染と言えど少々仲が良すぎる気もしますが」
幼馴染「んーとね、お風呂にも一緒に入った仲かな!」
お嬢様「!?」
女「!?」
幼馴染「トイレに二人で入ったこともあるし、私のパンツをとりかえてくれたこともあったなぁ」
イケメン「おイィィッ!!ちょ、ちょっと!昔の話だろ!?
ふ、二人が誤解するじゃねーか!」
57 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/02/05(火) 01:57:12.72 ID:Lz89+E0x0
幼馴染「普段の変態行動は棚にあげて……こういうのは焦るの?」
イケメン「(だって事実なんだもん!)」
女「……まぁ所詮子ども同士の戯れにすぎませんよね。
大切なのは昔じゃなくて、今、ですよね?」
幼馴染「……まぁこいつの事を良く知らない人にこいつは合わないと思うけどねー。
私はずっと昔から知ってるしねー。今更だしねー」
イケメン「(何この二人!!なんでこんな一触即発なの!?)」
お嬢様「(友達たちと四人で登校……楽しいですわぁ)」
執事「(お嬢様が楽しそうで、僕何よりです!皆様方ありがとうございます!)」
58 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/02/05(火) 02:00:53.55 ID:Lz89+E0x0
執事「つきました!どうぞお降り下さい!」
イケメン「はい……」ふらふら
女「……まぁ近すぎると家族みたいですよね
良かったですね兄と妹のような関係ですね。結婚も付き合うこともできませんが」
幼馴染「妹萌えって最近流行ってるよね。てか何あなた馬鹿なの?幼馴染は家族みたいなものであって
家族じゃないから全然結婚できるから」
女「まぁでも当然家族みたいな相手よりも学校で知り合った人間のほうが彼女にはふさわしいですよね」
幼馴染「何いってんの?たかだか一年程度話しただけで何がわかるのかな。
これだから下級生は」
お嬢様「(楽しいですわぁ……)」
イケメン「(ひ、ヒィィ!!ふざけられない!誰か止めて!!)」
友「お……」
友「(やめとこ……何あのどす黒い空気)」
スッ
59 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/02/05(火) 02:07:33.94 ID:Lz89+E0x0
イケメン「おはようございまーす……」
先生「……お、おうおはよう。何でふつうなんだお前」
イケメン「事情があって」
先生「先生お前がふつうだとちょっと違和感……でもまぁ職員会議しなくていいいし、いっか」
幼馴染「おはようございます」
お嬢様「おはようございまーす!」
先生「お、転校生。学校には慣れたか?」
お嬢様「はい!ここの学校は優しい人ばかりなので!
楽しくて退屈しません!」
先生「それはよかった」
クラスメイトA「俺の事をそんなに買ってくれるなんて」
クラスメイトB「いや俺だろ」
クラスメイトC「何を言ってんだお前ら俺に決まってるだろ」
クラスメイトD「は?」
友「ちくわ大明神」
クラスメイツ「誰だ今の」
60 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/02/05(火) 02:10:25.02 ID:yB03jH/R0
いつイケメンは幼馴染とくっつくんだ
61 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/02/05(火) 02:12:33.63 ID:Lz89+E0x0
お嬢様「……」
幼馴染「……」ぼー
お嬢様「……」
幼馴染「……」ぼー
お嬢様「あの、移動教室なのですが……」
幼馴染「ええっ!?ごめんありがと!ちょっとぼーっとしてた!」
お嬢様「何か考え事ですか?」
幼馴染「え?わかんない?貴方たちの告白……」
お嬢様「と?」
幼馴染「と?って……」
お嬢様「それだけじゃない、という顔をしていましたもの……」
幼馴染「……いや、別にそんな」
お嬢様「……やはり私では、だめですか?」
幼馴染「……え」
お嬢様「……信頼に、値しませんか」
62 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/02/05(火) 02:16:22.65 ID:Lz89+E0x0
お嬢様「そうですわよねぇ……わたくしなんといっても転校してきたばかりですし……」
幼馴染「いや、そういうことじゃなくって」
お嬢様「このまま私は友達のいない……それはそれは寂しい生活をすることになるのでしょうか?
およよ……」
幼馴染「お、およよって……」
お嬢様「……」チラ
幼馴染「……はぁ、わかったよ、話す。話すから」
お嬢様「!!」
幼馴染「……少し、昔の夢を見たの」
お嬢様「昔の」
幼馴染「……そう。あいつが、まだあんなド変態じゃなかったころの夢」
お嬢様「……」
63 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/02/05(火) 02:22:06.46 ID:Lz89+E0x0
――――――――――
幼馴染「おかしい」
幼馴染「ぜーったい、おかしい!」
幼馴染「なんであいつが……あんなちゃらいのと?」
幼馴染「昔っから根っからのオタクの癖に……正体を暴いてやる!」
――――
イケメン「……」
キョロキョロ
幼馴染「……(確認?何の?)」
不良A「おうイケ!今日も遊びに行こうぜ!」
イケメン「あ、ああ……」
不良B「イケがいるとナンパが成功してたまんねぇや!」
イケメン「そ、そうだな……」
65 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/02/05(火) 02:24:24.21 ID:Lz89+E0x0
ネーネーソコノカノジョー
幼馴染「……(おっぱい大きい子ばっかり)」
幼馴染「(ああいうのがいいのかな……)」シュン
不良A「ねぇ俺たちと遊ぼうぜェ……」ヒヒヒ
少女「や、やめてください……」
幼馴染「(あーあー……女の子怖がってるよ)」
イケメン「ごめんな?いや、ちょっと遊ぶだけだよ。お金は俺たちが出すしさ」
少女「……ほ、ほんと?」
イケメン「ああ」
幼馴染「(さ、流石美形!?)」
67 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/02/05(火) 02:27:02.23 ID:Lz89+E0x0
―――――――
幼馴染「……(ボーリングに喫茶店)」
幼馴染「……(なんだ、本当に遊んでるだけじゃん)」
不良A「次はカラオケ行こうぜ!!」
幼馴染「(心配することなかったかも?)」
イケメン「あー……いやちょっと」
不良A「あ?」
不良B「おいイケ……ノリ悪いな」
イケメン「い、いやー!今日はバイトあってさ!悪い!今度なんかおごるよ!」
不良A「……ちっ、しかたねぇな」
不良B「行くぜ」
少女「えっ!?」
イケメン「ああいや!遅いしこの子送ってくよ!」
不良A「……ああ?」
イケメン「……いやほら、あのさ、も、もっとスタイルいい子の、ほうが、いいかなって」
68 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/02/05(火) 02:29:01.77 ID:Lz89+E0x0
不良B「……まぁそうだな!いこうぜ」
不良A「……ああ」
少女「あ、ありがとうございます」
イケメン「い、いやぁ……ごめんね?」
少女「い、いや……あなたは良い人っぽかったので……いざとなったら助けてもらおうと思ってました」
イケメン「ははは……怖い目に遭わせてゴメン」
少女「……何か、あるんですか?」
イケメン「……いや、こんなこと人に言うべきじゃないんだけどさ」
少女「……」
イケメン「……人質を、とられててさ」
幼馴染「!?」
69 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/02/05(火) 02:31:13.05 ID:Lz89+E0x0
イケメン「……俺の大切な幼馴染なんだ。小さいころからずっと一緒で」
少女「……警察に言った方が、いいんじゃないですか?」
イケメン「いや……まだ、何もされてないんだよ」
少女「……まだ?」
幼馴染「……え?」
イケメン「……あいつらに絡まれたのは結構最近なんだよ」
――――――
不良A「おい!そこの道行くイケメン君!」
イケメン「はい?なんです?」
不良B「ひゅぅ~!やっぱすげーイケメンだな!俺たちとナンパしね?」
イケメン「あ、そういうの興味ないんで」
不良A「そっかぁ……残念だなぁ……じゃあ俺たちで行くとするよ」
不良B「あ、そうそう……」
71 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/02/05(火) 02:39:37.08 ID:Lz89+E0x0
不良B「俺たち……こういう娘が好みなんだけど」
ピラッ
イケメン「……!?」
不良A「じゃね」
イケメン「おい!!待てよ!!」
不良B「待ってください……だろ?」
イケメン「てめぇら……その子をどうする気だ!」
不良A「お前さ……今の状況わかって言ってる?」
イケメン「……は?」
イケメン「……てめぇ!?」
不良A「そうそう。俺がコイツで電話すれば……」
不良B「めでたくこの子はロストバージン!」
74 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/02/05(火) 02:42:37.11 ID:Lz89+E0x0
イケメン「……グッ」
不良A「なぁ……だから一緒にナンパにいこーや?」
不良B「女の子ひっかけてくれるだけでいいから、さぁ?」
イケメン「……俺が、行けばいいのか」
不良A「おっ!ものわかりいいねぇ!」
不良B「さっすが!」
イケメン「……だから!!」
不良A「わかってるって……」
不良B「お前がそうしてる間は……俺たちは手を出さないよ」
イケメン「……」
78 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/02/05(火) 02:53:47.02 ID:Lz89+E0x0
不良A「……おい。何かいう事があるんじゃないか?」
イケメン「……あ?」
不良B「……はぁっ!?」
ドグッ
イケメン「うっ!?」
不良B「俺たちが手をださねぇでやってんだ!!ありがとうございますの一つも言えねぇのかよ!!」
ドグッ
バキッ
イケメン「ぐっ……がはっ!」
ドシャ
不良A「……へへ、顔は殴らねぇぜ?大事な商売道具だからな」
イケメン「……」
不良B「ほら、言えよ」
イケメン「くっ……」
79 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/02/05(火) 02:55:23.26 ID:Lz89+E0x0
不良A「……大事な彼女がどうなってもいいのか?」
イケメン「―――――ッ!」
不良B「……ほら、早く」
イケメン「……ありが、とう、ございます」
不良A「ヒャーハッハッハ!!それでいいんだよ!」
不良B「イケメンだからてめぇ、イケちゃんでいいな!
さぁ行こうぜイケちゃん!女をたぶらかしによお!」
イケメン「……ああ」
81 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/02/05(火) 02:58:54.83 ID:Lz89+E0x0
イケメン「……ていうな。はは。何話してんだろ俺」
少女「……だそうですよ」
幼馴染「……は、はい?」
イケメン「―――――えっ?」
少女「なんとなーくさっきから人がいるなーとは思ってたんですけどね。まさかこんな偶然があるなんて」
幼馴染「……ごめんねお嬢ちゃん、私貴方の恩人に酷い事するよ」
少女「私も怖い思いをしましたし……あとお嬢ちゃんって呼ばないでください。貴方方とそう年齢は変わりません」
幼馴染「ねぇ」
イケメン「はい?」
幼馴染「オラーッ!!!」
バチィンッ!!!
イケメン「すごく痛い!!!」
84 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/02/05(火) 03:00:45.66 ID:Lz89+E0x0
幼馴染「……なんで黙ってた!なんで、何で私に相談してくれなかった!」
イケメン「……ばれたら」
幼馴染「……」
イケメン「もしその事がバレたら!お前が危ないって思ったから!」
幼馴染「……」
イケメン「俺はいい!殴られても、悪役にでもなってやる!
ずっとずっとそうしてきた、どんな時も、なんとかしてきた!
上手く生き延びてきた!なんだって演じてきた!
今回だって、演じ切れるはずだったんだよ!」
幼馴染「ドアホ!!」
バチィンッ!!
イケメン「きわめて痛い!!」
85 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/02/05(火) 03:02:27.94 ID:Lz89+E0x0
イケメン「あの……俺けっこうかっこいいセリフを」
幼馴染「うるさい!うるさい!うるさ……い……!」グスッ
イケメン「お前……」
幼馴染「こわかった」
イケメン「え?」
幼馴染「……ん!」
イケメン「……あの、お前忘れてるかもしれないけど、ここ街中」
幼馴染「じゃああとで抱きしめろ!」
イケメン「……え、あの」
ヒューヒュー
ニーチャンヤルー
イケメン「(ギャラリーできとる……)」
少女「ひゅーひゅー」
イケメン「君はこっちだろ!?」
86 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/02/05(火) 03:03:14.35 ID:5uAt57mt0
87 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/02/05(火) 03:04:04.68 ID:Lz89+E0x0
幼馴染「……こわ、かった、の!」
イケメン「……」
幼馴染「もしかしたら……嫌われたんじゃないかって、
うっとうしかったんじゃないかって!」
イケメン「そんな訳……」
幼馴染「わかってる!でも!」
イケメン「……」
幼馴染「やっぱり……不安になるよ。ずっとずっと、一緒だったのに、
急に隣からいなくなって」
イケメン「……」
幼馴染「この報いは……体で受けてもらうよ」
イケメン「え、あの」
少女「ひゅーひゅー」
イケメン「タイミングを考えてくれ!」
90 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/02/05(火) 03:06:15.52 ID:jkErHukK0
少女ノリいいな
91 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/02/05(火) 03:07:49.83 ID:Lz89+E0x0
――――――――――
不良A「イケちゃんがこんな夜更けに俺たちを呼び出すなんざ……」
不良B「ついにイケちゃんもこっちに来ちゃったかぁ~!」
イケメン「あ、あの……こんな夜更けに呼び出して大変恐縮なのですが……」
不良A「おうどうした、俺らの仲だろ?」
イケメン「……あ、あの」
不良B「イケちゃんもじもじしすぎwww」
イケメン「もうテメェらみてぇなカスとは二度とつるまねぇよ。
俺の目の前から消え失せろ。ファッキン!!」
不良A「……あ?」
不良B「……お?」
93 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/02/05(火) 03:11:34.15 ID:Lz89+E0x0
不良A「イーケーちゃーん……?テメェ自分が今何言ってっかわかってんだろうなぁ?」
不良B「こりゃあ……お仕置きだなぁ?オイ!?」
幼馴染「うるせーよカスども。ファッキン!!」
不良A「!?」
不良B「なるほどなぁ……」
イケメン「という訳だ。今後俺とは一切かかわらないで欲しい。
あと社会のダニだからお前らはなるべく人の迷惑のかからない方法で死んでくれ」
不良A「……あー、駄目だわーこれもう駄目だわー」
不良B「あーあ。怒らしちまった。俺もう知らねぇぞ?」
イケメン「……」スッ
不良A「……お?やる気か?」
不良B「……あっはっは!面白れぇや!でもなぁ」
イケメン「……何?」
不良C「おいおいこいつかー?なんだ横のガキは」
不良D「てめぇロリコンだったのかよ」
94 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/02/05(火) 03:13:27.85 ID:Lz89+E0x0
ゾロゾロゾロ……
不良A「テメーが多少強かろうと関係ねぇよ。リンチだ。ボッコボコにしてやる。その綺麗なツラぐちゃぐちゃにしてやるよ」
イケメン「残念だが、顔は褒められ慣れているので、これ以上褒められても嬉しくない!」
不良B「ハッ!!言ってろ!!」
ビュッ!!
ドゴッ!!
イケメン「うぐっ!!」
幼馴染「!」
不良A「お嬢ちゃんも時期同じ目に遭わせてやるよ」
不良D「ロリコン親父どもに売ったらいいんじゃねぇ!?」
不良F「だなぁ!!ハハハ!!」
幼馴染「クズどもめ……!」
95 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/02/05(火) 03:16:01.57 ID:Lz89+E0x0
不良A「オラ!俺にたてつくからいけねぇんだよ!」
ドゴッ!! バキッ!!
不良C「どうしたよ!?でけぇのは図体だけか!?反撃してこいよ!」
不良D「おいおいwwwこんな雑魚wwwほっといてもいいんだってwwww」
バキッ!! ドゴッ!!
イケメン「うぐっ!!あがっ……!!」
幼馴染「……あ、ああ」
不良G「おいおいお嬢ちゃん……君も自分の心配した方がいいぜぇ?」
不良H「俺別にそっちの趣味はないんだけどなー?」
幼馴染「や、やめて……」
不良A「クソが!もうちょっとでヤクも売り放題だったのによォ!!」
ドゴッ!!
不良G「さぁお嬢ちゃん俺たちと一緒に遊ぼうか」
幼馴染「……ひ!い、いやぁ!!」
97 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/02/05(火) 03:18:23.53 ID:Lz89+E0x0
不良F「ダメだよ?逃げても叫んでも。君の王子様なら向こうでくたばってるからね」
幼馴染「やめ……やめてください!!」
不良A「オラァ!!」
ドゴッ!!
イケメン「ウグッ!!」
不良B「さーて……どう殺す?」
不良C「ああ……バラバラにしてつめちまうか?ヒヒ……」
不良G「さぁ、脱げよォ!!」
ビリッ!
幼馴染「いやーーッ!!」
おまわりさん「はいちょっと君たちそのへんにしとこうか^^」
不良たち「「「「「「 え 」」」」」」
100 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/02/05(火) 03:24:42.56 ID:Lz89+E0x0
イケメン「あ、もういいッスか」
おまわりさん「んー。よく耐えたね君。流石だよ^^」
イケメン「まぁ体鍛えてるんで」
不良A「ま、まずいマッポだ……にげっ」
おまわりさん「残念。現行犯だよ^^」
不良B「う、ウワァアアアアア!!!」
グキンッ
不良A「ギャアアアアアアアアアアアア!!!」
おまわりさん「肩を外しただけだよ^^」
不良B「ひィ!!や、やめ……」
ボギンッ
不良B「オギャアアアアアアアアアアア!!」
おまわりさん「喧嘩だったらねぇ?僕も止めなかったんだけどさぁ。一方的だったからさぁ?^^」
不良C「て、テメェハメやがったな!?」
幼馴染「はめよーとしたのはそっちじゃないですか」
101 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/02/05(火) 03:25:45.37 ID:jkErHukK0
おまわりさん素敵
103 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/02/05(火) 03:26:59.36 ID:F4fLPLmu0
おまわりさんかっけええええ
104 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/02/05(火) 03:27:42.26 ID:Lz89+E0x0
おまわりさん「なんか暴行の現行犯の他にもいろいろあるみたいだねぇ。ヤクとか言ってなかった?^^」
不良C「ききききのせいですよ!!」
グギッ
不良C「おげああああああああああああああ!!」
おまわりさん「あと婦女暴行はいただけないよ。服を破ったら器物損害もつくよ^^」
ボギンッ
不良D「あああああああああああああああ!!」
不良E「(やべぇ逃げッ……」
ダッ
ドン
不良E「なんだよテッ……」
おまわりさんB「なんだね君、人にぶつかったときはごめんなさいだろ」
イケメン「(なにあの人でけぇ)」
幼馴染「(身長190くらいあるねー)」
108 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/02/05(火) 03:31:05.90 ID:Lz89+E0x0
おまわりさんB「なんだ君……結構いい男じゃないかちょっと来たまえ」
不良E「イヤダアアアアアアアアアアア!!!!ハナシテエエエエエエ!!」
おまわりさんB「ちょっと黙っててくれないか」
ボキュッ
不良E「オベアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!」
イケメン「……おまわりさんってすごいな」
幼馴染「……だねー。私、真面目に生きる決意が固まったよ」
※ちなみにおまわりさんはガチでこのくらい強いです。
下手に喧嘩を売ると喜んで買ってくれるので注意しましょう。
111 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/02/05(火) 03:33:07.44 ID:jkErHukK0
実体験か
113 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/02/05(火) 03:35:55.73 ID:Lz89+E0x0
ファンファン……
おまわりさん「ご協力感謝するよ。でもこういう危ない事は二度としないこと。
二人とも、お話だけ聞きたいから車乗ってね^^」
イケメン「あ、はい……」
幼馴染「(逆らえない……逆らったら本当に死ぬ)」
――――――
おまわりさん「まぁ、あれだけやられて手を出さなかったのは素晴らしいね。
一応あれなら正当防衛使えたけど、正当防衛なしの方が圧倒的に有利だしね^^」
おまわりさんB「ガキどもの根性を叩きなおすいい機会を与えてくれてありがとうな。
あいつら、いつかシメてやられねばならんと思っていたんだ」
イダイイイイイイイイイイ
おまわりさん「あ、肩もどしてあげてない……まあいいか^^」
イケメン「(鬼だ!!!)」
幼馴染「(私!真面目に生きます!!)」
114 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/02/05(火) 03:38:29.60 ID:Lz89+E0x0
―――――――
イケメン「……ふー。一件落着、ってか」
幼馴染「あいつらも、もう懲りただろうねぇ」
イケメン「……あのおまわりさんに何されてるかなんて、考えたくもないな。敵だったはずなのに」
幼馴染「……ねぇ!」
イケメン「ん?」
幼馴染「ドリャアアーッ!!」
ドビシッ!!
イケメン「いっだああああああ!?」
ギュッ
イケメン「……ッ」
幼馴染「……心配、したんだから!」
イケメン「……ごめん」
115 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/02/05(火) 03:39:39.97 ID:9301rAAf0
ちなみにここどこだ?
116 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/02/05(火) 03:41:24.88 ID:Lz89+E0x0
幼馴染「……これからは、ちゃんと報告すること」
イケメン「報告って」
幼馴染「わかった!?」
イケメン「はい」
幼馴染「それから……」
イケメン「ん?」
幼馴染「もうちょっと、ちょっぴりでいいからさ」
幼馴染「……正直に、生きて?」
イケメン「……」
幼馴染「……わかってる。あんたが大変な事くらい。
でも、辛いの。毎日毎日、必死に仮面をつけかえるアンタを見るのが
それで擦り減っていくアンタを見るのが!」
イケメン「……あっはっは。ばれてるか」
幼馴染「当たり前!何年一緒にいると思ってる!」
イケメン「……がんばるよ」
幼馴染「がんばるじゃない!やれ!」
118 :
>>115 帰り道の公園を想定。すごい夜更け。 :2013/02/05(火) 03:44:03.57 ID:Lz89+E0x0
イケメン「……わかった、わかった!
これからは正直に、自分に素直に生きます!
困ったことがあったら、すぐ相談します!」
幼馴染「……よし!」
イケメン「……さ、帰るかぁ」
幼馴染「今日なんか作ってあげるよ」
イケメン「ああ!?お前の母さん心配してんぞ!」
幼馴染「大丈夫。全部メールしたから」
イケメン「全部!?」
119 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/02/05(火) 03:48:03.27 ID:Lz89+E0x0
――――――――
幼馴染「――――て、いうね!ごめんね!ながくなっちゃっ……!?」
お嬢様「……うぇえ」ボロボロ
幼馴染「ちょ……だ、大丈夫ぅ!?」
お嬢様「……そんな、そんな感動的なエピソードがあったのですね」
幼馴染「いやまぁ、感動と言うよりは若気の至りと言うか」
お嬢様「……私!」
幼馴染「はへ?」
お嬢様「貴方の恋を、全面的にバックアップさせていただきますわ!」
幼馴染「へっ!?て、てか、こ、こ、ここ、恋って!?」
お嬢様「は?今更何を……もちろん貴方からあの」
幼馴染「わー!!わーーー!!わーーー!!あ、アイツとはなにもないの!
ただの幼馴染!!!」
お嬢様「え?今の話のどこを聞いてもそんなこと……」
幼馴染「あるの!それよりさ!!ほら移動、きょう……」
キーンコーンカーンコーン
120 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/02/05(火) 03:51:17.74 ID:Lz89+E0x0
幼馴染「……あ」
お嬢様「……ふふっ!」
幼馴染「……さぼっちゃったね」
お嬢様「はじめて……」
幼馴染「ん?」
お嬢様「はじめて、お友達と二人でおしゃべりに夢中になりすぎて、授業をさぼってしまいましたわ!」キラキラ
幼馴染「う、嬉しそう!?」
―――――――
イケメン「……あいつ、どこいったんだ?」
友「さぁ、ちっさいから間違えてどっかはさまってんじゃね」
イケメン「……!?それは大変だ!探さないと!」
友「冗談だぞ」
イケメン「俺の荷物は頼む!」
友「おい」
121 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/02/05(火) 03:53:51.04 ID:Lz89+E0x0
イケメン「……はぁ、はぁ!」
女「……先輩、また息を荒げて」
イケメン「おはよう今日もエロいな……じゃなくて!俺の幼馴染を見なかったか!」
女「はい?見てないですけど……」
イケメン「そうか……くそっ」
女「……何かあったんですか?」
イケメン「移動教室の時からあいつが見当たらないんだ!
もしかしたらどこかで何かあったのかもしれない……!」
幼馴染「本当!?」
イケメン「ああ……あいつは小さいから、もしかして鳥にさらわれたのかもしれない……!」
女「それは大変ですね」
幼馴染「急いで探さないと!」
イケメン「ああ!……あれ?」
幼馴染「……」ニッコリ
イケメン「いたのか……!!心配したぞ!!」
幼馴染「誰がチビだ!」 ドグッ!
122 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/02/05(火) 03:55:51.92 ID:Lz89+E0x0
女「……はぁ、相変わらず仲いいですよね。本当」
イケメン「そうかぁ?」
幼馴染「私と」
イケメン「俺がかぁ?」
イケメン・幼馴染「「ないない」」
女「……打ち合わせでもしているんですか?」
イケメン「いやまったく」
幼馴染「したことないよね」
イケメン「漫才じゃないんだから」
幼馴染「なんでやねーん、って?」
イケメン「いやツッコミの前にボケろ!」
女「……まったくもう、本当変わらないんですから」
125 :
さるった :2013/02/05(火) 04:24:09.90 ID:Lz89+E0x0
女「(私が初めて先輩と出会ったあの日から……)」
女「(二人とも、ちっとも変わっていない)」
女「……やっぱり先輩は、かっこいいですけど」
イケメン「……けど?」
女「そろそろ年貢の納め時、ですかね」
イケメン「はい?」
ガバッ!!
幼馴染「ふぇぇえっ!?」
お嬢様「……ほう!みてくださいまし!後輩の女の子が抱きつきました!」
友「……あーうん、そうだね」
友「(何で俺はこの子とイケメンウォッチングをしてんだ……?)」
126 :
さるった :2013/02/05(火) 04:28:23.96 ID:k64ZSb3z0
幼馴染「なっ……!?」
女「む」
ちゅ
イケメン「むぐ」
幼馴染「 」
お嬢様「ほわぁ」
友「えエエエェェッ!?」
女「ぷは……先輩。今日私の家に来ませんか?」
イケメン「は、はひ?」
女「お父さんとお母さんは、二人でお食事に行くそうです」
イケメン「 」
幼馴染「 」
127 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/02/05(火) 04:29:32.11 ID:k64ZSb3z0
友「……何言ってんのか聞こえないんだけど」
お嬢様「まさかの急展開!」
友「ええ!?何て言ったの!?ねぇ!?」
お嬢様「これは明日報告を聞かないことには……」
友「ねぇ!!なんていってたの!?ねぇってば!!」
129 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/02/05(火) 04:33:31.99 ID:k64ZSb3z0
イケメン「……い」
女「……い?」
イケメン「いいのかなぁ~!?そんな事を言って!!俺は泣く子も黙る超変態!
趣味はスカートめくりとアナル拡張のド変態だぞ!!俺が止まった次の日君のアナルはズッキーニが刺さってるぞ!?」
女「それはそれで、楽しそうです」
イケメン「 」
幼馴染「 」
女「……さ、行きましょう。今日は部活、サボりです」
幼馴染「だめっ!!!」
女「……どうしました?」
幼馴染「ぶ……部活さぼっちゃ、ダメ!!!」
イケメン「そ、そうだな!!」
女「……なるほど。そうきましたか」
130 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/02/05(火) 04:36:52.95 ID:k64ZSb3z0
女「(でも、わかってますか?)」
女「(そんなの所詮……ただの時間稼ぎだということに)」
後輩「……」
パカンッ パカンッ
幼馴染「ど、どーすんの!?あの子本気だよ!?」
パカンッ パカンッ
イケメン「そ、そんなこと言われたって、俺もこんなの初めてで」
パカンッ パカンッ
幼馴染「今までだって女の子に言い寄られてきたでしょ!?」
パカンッ パカンッ
イケメン「いつもとは勝手が違うんだよー!」
パカンッ パカンッ
後輩「(いつまでラリーしてるです……?)」
131 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/02/05(火) 04:39:58.12 ID:k64ZSb3z0
女「……」ニタァァ
後輩「……悪い顔してるねー」
女「あ、やば、ばれた?」
後輩「いやだって、毎日見てるし?」
女「……だよねぇ」
後輩「『そういうこと』なのかな、ってのは気づくかな」
女「……」
後輩「ねぇ」
女「何?」
後輩「それでいいの?」
女「え?」
後輩「……たぶんさ」
女「……」
後輩「『思ってる通り』になると思うよ」
女「……」
132 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/02/05(火) 04:42:31.49 ID:k64ZSb3z0
女「……私ね?あの人が好きなの」
後輩「……知ってる」
女「……だから、あの人には、幸せになってもらいたい」
後輩「……そういうと思った」
女「……だから」
後輩「……まだだよ」
女「え」
後輩「もうちょっと、泣くのは我慢」
女「うん」
後輩「あとで思いっきり、慰めてあげる」
女「期待してる」
133 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/02/05(火) 04:46:37.04 ID:k64ZSb3z0
キーンコーンカーンコーン
幼馴染「……はうあ!最終下校時刻だよ!?」
パカンッ
イケメン「何ィ!?結局何も考えてないぞー!?」
パカンッ
部員A「(何あいつら……なんでずっとラリー続いてんの……きもい)」
部長「(来年の大会……優勝かも)」
女「せーんぱいっ♪」
ガシッ
イケメン「おわ」
幼馴染「……!!」
女「帰りましょう?」
イケメン「そ、そうだな……」
幼馴染「……」
135 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/02/05(火) 04:48:11.87 ID:k64ZSb3z0
女「……今日は朝まで、楽しみましょう?」
部員A「(えっなにそれうらやましい)」
イケメン「……お、おう、そ」
幼馴染「待って!!」
女「……何か?」
イケメン「……え、え?」
136 :
>>134 イケメンシリーズは何作か書いたような :2013/02/05(火) 04:50:12.08 ID:k64ZSb3z0
幼馴染「いや……」
幼馴染「その……」
幼馴染「……えーと」
女「用がないなら帰りますねー」
幼馴染「まままってぇええ!!」
部長(お前たちー空気読んで帰るぞー)
部員たち(はーい)
137 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/02/05(火) 04:51:23.95 ID:k64ZSb3z0
幼馴染「わ、わたっ」
イケメン「わた?」
幼馴染「私の体!!」
女「……!」
後輩「……」ゴクリ
幼馴染「……今日、うちに来るなら、私の体、好きにして、いいよ」
イケメン「……」
イケメン「……」
イケメン「……はい?」
139 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/02/05(火) 04:52:43.54 ID:YJmqz6S30
部員がテレパシーで会話しとるww
141 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/02/05(火) 05:00:30.65 ID:llYMMPN20
幼馴染「だ、だからぁ!」
イケメン「……はい」
幼馴染「きょ、今日だけは、セクハラ許可する、って言ってんの!!」
イケメン「……え?マジ?」
幼馴染「……わ、私に二言はなぁーいっ!」
女「……」
イケメン「……えー、えーと」
女「……どうするんですか?」
イケメン「……二日に分けるとか」
後輩「先輩ちょっと殴っていいです?」
イケメン「え!?ダメなのこの折衷案!!」
ボグッ
後輩「今そういう空気じゃないのわかって言ってるですか?」
イケメン「ごめんなさい」
143 :
ID変わりは仕様です :2013/02/05(火) 05:02:36.59 ID:llYMMPN20
イケメン「……えーと」
女「……」
幼馴染「……」
イケメン「俺の、正直な、気持ちと言うか」
女「!」
幼馴染「……!」
イケメン「前々から、思ってたことを、言うというか」
後輩「(さっさとしろですよ……)」
イケメン「……ひとつ、質問なんですが」
女「はい」
幼馴染「ど、どうぞ」
イケメン「ランドセルはOKですか?」
女「は?」
幼馴染「え?」
145 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/02/05(火) 05:07:23.66 ID:llYMMPN20
イケメン「前から思ってたんだよ。お前は体操服とランドセルとリコーダーが似合うと」
幼馴染「え?は?ちょ、え?何?私?」
イケメン「その身長!外見!童顔!貧乳!!どれをとっても素晴らしい!
この発育不良!!と叫びたくなるくらい美しい外見!」
幼馴染「ねぇディスってるでしょ?私のことディスってんでしょ?」
イケメン「何よりも素晴らしいのはそのバランス!総合的な美しさだ!あと合法だし!
しかしお前の頑なな性格から幼稚園~小学生までの成長プレイは一度もしたことがない!!」
幼馴染「ねぇ何その特殊極まりないプレイ!マジ一部の人間にしか受け入れられないよ!?」
イケメン「でも今日は……好きにしていいんだろ?じゃあ何を着せてもいいんだよな?
『くまさん』って書いてうさぎさんの絵が描いてあるパンツ穿かせてもいいんだよな!?」
幼馴染「なんでそんなちぐはぐなの穿かせるの!?」
イケメン「そ、それで無理やりお漏らしさせて『お兄ちゃぁん……おしっこ……でちゃった……っていう無知な子供シチュでプレイしてもいいんだよなぁ!?
うへへへへへへぶっへへへへうhっほおほっほほほほほほおおおおおおお!!!」ビクンビクン!!
幼馴染「い、いやあああああ!!キモイ!!」
女「……あは」
イケメン「……はっ、ついトリップしてた。だから何が言いたいかっていうと」
女「もういいですよ」
146 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/02/05(火) 05:11:29.14 ID:llYMMPN20
イケメン「え?」
女「もう十分です。炊きつけたのはこっちですけど……まさかここまでうまくいくなんて」
幼馴染「たきつけたって……それじゃあ!」
女「そうですよ。いつまでたっても進展しないから、イライラしてたんですよ。
だからちょっと、ね?」
幼馴染「……もー!!!年上をからかってー!!」
イケメン「はは……こりゃ一本とられたよ……とてもじゃないけど、
演技には見えなかった。こりゃ俺も看板降ろそうかな。演技派の」
女「ふふ……女の子は生まれながらにして女優なんですよ?知ってました?」
イケメン「聞いたことある」
幼馴染「えい!」
ドムッ
イケメン「いたっ……くない」
幼馴染「恥ずかしい!早く!いけ!」
イケメン「……はいはい、わかったよ」
幼馴染「うがー!」
147 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/02/05(火) 05:13:36.23 ID:llYMMPN20
後輩「……お似合いですよ」
女「ひゅーひゅー」
幼馴染「もー!!」
イケメン「……えっ」
女「……遅いんですよ。本当に」
イケメン「……そうか。いや、なんか、ごめん」
女「もうさっき振られたんで、これ以上謝らないでください。みじめになります」
イケメン「ああ、ごめ……じゃない、
なんていえば!?」
後輩「もう……早くしないと、お姫様がお怒りですよ?」
幼馴染「むがー!!」
イケメン「ああっごめんん!?」
女「……本当に、あの人は」
148 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/02/05(火) 05:16:09.80 ID:llYMMPN20
後輩「……行ったよ?」
後輩「……ああ、言うまでもなかったね」
女「……」ポロ……ポロ
女「うっ……ふっ、えぐ……」
後輩「男なんて、星の数ほどいるよ」
女「でも星に手は届かないぃぃ……うええ……」ポロポロ
後輩「めんどくさいね結構!?」
149 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/02/05(火) 05:19:05.74 ID:llYMMPN20
イケメン「(ランドセル、リコーダー、体操着、スク水は家にある……あと)」
幼馴染「……あれ?」
お嬢様「……おめでとうございます」 ←読唇術で会話聞いてた
友「お、おうおめでとう……?」 ←よくわかってない
お嬢様「本当に……本当に良かった……これで」ポロポロ
幼馴染「ちょ、お、大げさだよ……!」
イケメン「あわわ」
友「え、え!?」←いまだによくわかってない
幼馴染「それよりさ……本当に、よかったの?」
お嬢様「何がですの?」
幼馴染「その……こいつ、結果的に、私もらっちゃうことになったけど」
友「(そういうこと!?)」 ←今理解した
お嬢様「……ああ、そんなことですか」
イケメン「そんなこと!?」
150 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/02/05(火) 05:20:49.20 ID:llYMMPN20
お嬢様「……すみません。気付いておられるとは思いますが」
イケメン「ああ、いいよ別に」
幼馴染「え、何よ言いなさいよ」
友「俺も混ぜてよ」
お嬢様「……あら、少し言うのは恥ずかしいのですが」
イケメン「……しかたないんじゃないの。肌エロいし」
友「(さりげなくセクハラ!?)」
お嬢様「わたくし、もともと友達がほしくて……あのようなことをしましたの」
幼馴染「……は!?」
友「……え!?」
151 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/02/05(火) 05:22:39.79 ID:llYMMPN20
お嬢様「……彼はすごく人をひきつけるオーラがありました。
だから彼の周りにいれば、友達ができるかな、と」
幼馴染「……てことは、私はまたしてもまんまと踊らされてた、という……?」
お嬢様「すみません!結果的にとはいえ騙すような真似をしてしまい」
幼馴染「ううん?いいよ……それよりさ!」
お嬢様「はい?」
幼馴染「この後どこかご飯食べにいかない?お腹空いちゃった!」
イケメン「え?」
友「え?いいの?」
委員長「私も混ぜてよ」
イケメン「委員長!?」
153 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/02/05(火) 05:24:47.71 ID:llYMMPN20
委員長「ずるい!ずるい!!転校生さんは皆のもの!!」
イケメン「なにそれいつ決まったの」
お嬢様「……あらまぁ」ホワワ
幼馴染「(あ、マジで嬉しそう)」
お嬢様「私、もっとお話ししたいこと、色々ありますの……聞いてくださります?」
委員長「もちろん!!」
イケメン「委員長そんなキャラだっけ」
委員長「黙ってろ変態野郎踏むぞ」
イケメン「踏んでください!!」
ギュム
イケメン「痛い!」
幼馴染「……でれでれすんな」ボソ
友「……」ニヤニヤ
お嬢様「……」ニヤニヤ
幼馴染「……わ、笑うなぁっ!!」
154 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/02/05(火) 05:29:20.53 ID:R9a6ykQ20
イケメン「……ははっ!」
幼馴染「何がおかしいのよ」
イケメン「いや……怒った顔もさ、性欲をそそられるな、って思ってさ」
友「あれおかしいな?良いセリフのはずが」
幼馴染「ドアホーッ!」
ボグッ!
イケメン「おぶちっ!!」
――――――――
イケメン「(その後、夜まで騒いだ俺たちは、帰路につき……)」
イケメン「……(俺は、風呂にはいるあいつを待っている)」
イケメン「……もし、あいつが風呂から上がれば」
155 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/02/05(火) 05:32:17.86 ID:R9a6ykQ20
ホンワホンワ
―――――――――――
幼馴染「ねーお兄ちゃんなにこれー?」
イケメン「これかい?これはおちん○んといってね?こうやって君にこすりつけたりするものだよ!!
ウゥッ幼稚○児のやわ肌気持ちE--!!!」 ビクンビクンッ
※幼馴染は結婚できる年齢です。決して幼稚園児ではありません。
イケメン「……やっべ、想像したら興奮してきた。一発抜いておこう」
シコシコシコ……
ガチャ
幼馴染「その……あがっ……」
イケメン「え」
ドピュドピュ
156 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/02/05(火) 05:34:10.67 ID:R9a6ykQ20
幼馴染「……」
イケメン「ちがうんだこれは誤解なんだ俺はそんなつもりでなくそう君がすこしこうなんだエロティックだったからあまりのエロティックさに」
幼馴染「遺言は終わり?」
イケメン「イヤアアアアアアア!!」
ユラァ……
幼馴染「……覚悟しろ^^」
イケメン「UWAAAAAAAAAAAAA!!その顔文字はやめてええええええええええっ!!?」
ボキュンッ……
終わり。
158 :
◆ZWAJnJ4q9E :2013/02/05(火) 05:35:09.36 ID:R9a6ykQ20
長かった……まさかこんなに時間かかるなんて思わなかったよ
おやすみおまえら支援とかありがとう
159 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/02/05(火) 05:35:15.82 ID:lCT3NhEB0
面白かった乙
160 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/02/05(火) 05:36:25.29 ID:SACbgZ+D0
お疲れ面白かった
161 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/02/05(火) 05:37:52.74 ID:jkErHukK0
面白かった
162 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/02/05(火) 06:07:19.22 ID:dALaS1I90
良いもんみたわ
転載元
イケメン「その貴方の汗を存分に吸ったムレムレパンツをください!」
http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1359990487/
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