HEADLINE

スポンサーサイト

--/--/-- --:-- | CM(-) | スポンサー広告
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

エレン「ミカサシスターズ?」

2013/05/08 20:03 | CM(5) | 進撃の巨人 SS
1 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/05/07(火) 22:54:25.37 ID:T+QGN5wM0
エレン「なんだよそれ。お前妹とかいたっけ?」

ミカサ「ざっと10000人」

エレン「」


3 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/05/07(火) 23:04:02.89 ID:T+QGN5wM0
エレン「いやいやおかしいだろ!?お前ずっと一人っ子だったじゃねーか!!」

ミカサ「あの家に居たのは私だけ。残りの妹達はエレンの家の地下で生きている」

エレン「!?!?」



4 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/05/07(火) 23:08:32.10 ID:T+QGN5wM0
エレン「父さんが秘密にしてたあの地下に!?

   ……いや、ちょっと待て。そもそも10000人の妹ってなんだよ!

   下手すりゃ村一つどころか町一つレベルの人数だ!豚でもそれだけの数産むなんて無理だろ!」

ミカサ「産まれたわけじゃない。妹達は私を元に複製された存在」

エレン「はぁ!?!?」


5 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/05/07(火) 23:14:13.79 ID:Db2a+gJX0!
ミカサワーストは貰っていきますね^^


6 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/05/07(火) 23:26:46.41 ID:T+QGN5wM0
エレン「ま、待ってくれミカサ。なんだかワケわからなくなってきた。

   ミカサをコピーした10000人の妹が父さんの秘密の地下室で暮らしてて……

   なんだって父さんはそんな事を!?」

ミカサ「私はこの世界で最後の東洋人。エレンのお父さん…おじさんはその血筋を絶やさない為に、

   密かに私のコピーを作り続けていた」

ミカサ「でも、おじさんの目的はそれだけじゃなかった」

エレン「まだなんかあるのかよ。もうこれ以上何言われても驚かねぇぞ」

ミカサ「おじさんは自分の子供……つまり、

   エレンの将来のお嫁さんを作る事にあった」ポッ

エレン「 」


7 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/05/07(火) 23:36:05.93 ID:T+QGN5wM0
ミカサ「おじさんは将来的にエレンに変な女が寄り付かないかを危惧していた。

   エレンを守る為にはどんな時でも傍にいて、巨人にすらも負けない強い女性が

   必要だと考えていた」

エレン「何やってんだよ父さん」

ミカサ「でもエレンはこの世でただ一人。つまりエレンのお嫁さんになれるのはこの世でただ一人」

ミカサ「その座を巡って10000人のミカサがエレンの家の地下で日夜闘い続けていた」

エレン「人ん家の下でなに殺し合いしてんの!?」

ミカサ「そしてその10000人のミカサの頂点に立ったミカサ。

    …それが、わたし」


8 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/05/07(火) 23:37:42.11 ID:iBixP29MP
どう見ても蟲毒です
本当にありがとうございました


9 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/05/07(火) 23:40:55.16 ID:0kWFTGFj0
地上最強のヨメ


11 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/05/07(火) 23:44:41.62 ID:FfGC+jdfO
なるほど…。強いわけだ


12 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/05/07(火) 23:55:10.87 ID:T+QGN5wM0
ミカサ「そして私は見事あなたの妻となる資格を得て地上の家に移り住んだ」

エレン「………」

エレン「……話が荒唐無稽過ぎてついていけねぇよ」

ミカサ「私はあなたの為に生まれてきた。

   そんなあなたを欺いたりはしない。信じて、エレン」

エレン「え、いや、お前を疑うわけじゃねぇよ。

   いきなりそんな話振られたってどう反応すりゃいいのかわかんねぇって!

   ライナーといいおまえといい重要な話を唐突にするなよ!!」

ミカサ「ごめんなさい。でも時間がない」

エレン「時間?」


13 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/05/08(水) 00:04:31.29 ID:LVsfCvF90
ミカサ「ここからが本題。私と妹達は常に意識と記憶の共有をしている。

   双子がどちらか片方の感覚を互いに共有するものに近い」

エレン「あぁ、そういえば前にアルミンがそんな話をしてたな」

ミカサ「名付けてミカサネットワーク」フンス

エレン「別にうまくねーよ。で、それがどうしたんだ?」

ミカサ「地下での戦いの時も、私達は互いの戦いの記憶を蓄積し合い

   刀を精錬する様に究極に高めた結果私が生き残った」

エレン「なんか蟲毒みたいだな」

ミカサ「そしてその記憶の共有は今でも続いている」

エレン「……ん?ちょっと待て。

   お前、さっき妹達と戦って一人生き残ったって」

ミカサ「死んだとは言ってない」



ミカサ「妹達10000人は、まだエレンの家の地下で生きている」

エレン「 」


14 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/05/08(水) 00:20:41.36 ID:LVsfCvF90
ミカサ「地上に出てからの生活、アルミンのお話、兵士訓練場。全ての記憶や感覚は妹達に伝えられた。

   今の妹達はもうみんな立体起動も使いこなせるハズ」

エレン「知らねぇ間にドンドン最強の兵士が量産されてた!?」

ミカサ「それらは別に問題はない。強くなっているのは私も一緒。

   重要なのはエレン、あなたとの事」

エレン「オレの…? !! まさか、オレのこの力が…」

ミカサ「違う。私とエレンとの愛の生活が全て妹達にも筒抜けになってしまったこと」

エレン「いや待て、いろいろと待て」


16 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/05/08(水) 00:39:30.64 ID:ipZ8o3ev0
地下広いよぉ


17 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/05/08(水) 00:39:34.89 ID:LVsfCvF90
ミカサ「地下でエレンの家族になり損ねた妹達は 私がエレンの初めての夢精パンツを嗅いでいた時に

   その感覚を共有しながら互いに慰め合っていた」

エレン「オレずっとそんな奴らが居た上で生活してたのかよ!!」

ミカサ「エレンとの生活、エレンとの言葉、手の感触、温もり。寝顔から朝立ちに至るまでエレンの事が妹達にも行き渡った」

エレン「やべぇよ…オレの家の地下室が変態だらけに……」

ミカサ「初めは妹達も共有だけでで満足していた。でもそれも限界。

   妹達はもう感覚だけじゃなくて、直にあなたを求め始めている」

エレン「い、一万人全員がかよ…」

エレン「でも、オレの家があるシガンシナ区はもう巨人に占拠されている。

    それを取り戻すにはまだ時間がかかるだろ」

ミカサ「エレン、さっきも言った筈。時間がもうないと」



ミカサ「シガンシナ区の巨人は、既に妹達によって一匹残らず駆逐されている」

エレン「 」


21 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/05/08(水) 00:51:19.37 ID:LVsfCvF90
ミカサ「感覚の共有でわかる。妹達はシガンシナ区を王国とは別の独立区として既に占拠済み」

ミカサ「妹達がウォール・ローゼ内の巨人駆逐、並びに巨人討伐の協力を条件に

   王政にシガンシナ区を特別駐屯地として譲渡する事を提案」

ミカサ「既にウォール・ローゼ内の二分の一を占拠した実績により王政はこれを受諾」

ミカサ「さらに、巨人討伐をするにあたってもう一つの条件を提示してきた」


ミカサ「それがあなた。エレン・イエーガーの身柄の引き渡し」


エレン「 」

エレン「   」


25 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/05/08(水) 01:23:49.12 ID:LVsfCvF90
ミカサ「王政は『もうあいつらだけでいいんじゃね?』の一言でこの条件を受諾した」

エレン「はぁ!?ちょっ適当すぎだろ!!オレ王国に売られたってことかよ!?」

ミカサ「時間はもうない。既に、憲兵隊があなたの身柄をミカサ王国に差し出す為に

   動き始めてる」

エレン「ミカサ王国ってなんだよ!?いくらなんでもそのまんま過ぎね!?

   っつーか冗談じゃねぇよ!いくら巨人をぶっ殺す為だからって、こんな売られ方納得出来るか!」

ミカサ「それは私も同じ。大丈夫、あなたは私が絶対に守る。

   建物の外に馬車を手配してある。すぐにそれに乗って」

エレン「オレを逃がすっていうのか?でもミカサ!これは王政の決定なんだろ!?

   下手すりゃ反逆罪だぞ!」

ミカサ「…私はあなたの行く所に行くだけ。あなたの居場所が王政の外にあるなら私はそこに着いていく」

ミカサ「エレン、あなたが居れば私は何でも出来る」

エレン「ミカサ……」


26 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/05/08(水) 01:25:09.26 ID:X/z9T5740
これはエレンをミカサに依存させるための壮大な計画


28 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/05/08(水) 01:34:22.54 ID:LVsfCvF90
ドカドカドカッ

ドンドンドンッ!!

『エレン、そこにいるの!?大変だよ!!憲兵隊達が君を探しているらしいんだ!』

エレン「アルミン!?待ってろ、今…」

ミカサ「待ってエレン!…今行けばアルミンを巻き込む事になる」

エレン「…!!」

ミカサ「私一人ならどうにでもなる。アルミンは私達の友人。

   巻き込むわけにはいかない……」

ドンドンドン!!

『エレン!エレン!どうしたの、そこにいるんでしょ!?』

エレン「……」

ミカサ「急いで、エレン。時間がもうない」

エレン「あ、あぁ……」


エレン(………)

エレン(スマン、アルミン……)


30 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/05/08(水) 01:44:36.30 ID:LVsfCvF90
パカラッ パカラッ パカラッ

ミカサ「…うまく脱出出来た。幸い、検問はまだ敷かれていなかったみたい」

エレン「………」

ミカサ「…エレン?」

エレン「……これからどうすりゃいいんだ、オレ」

エレン「母さんを喰った巨人どもをぶっ殺す為に兵士に志願して」

エレン「死ぬ思いもしてやっと兵士になれたのに」

エレン「その巨人もミカサの妹達にほとんど駆逐されて」

エレン「今のオレはもう巨人と戦うどころじゃなくなった」

エレン「オレは…これから何をすればいいんだ?

   これからどうなっちまうんだ?」

ミカサ「………」


31 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/05/08(水) 01:49:45.05 ID:LVsfCvF90
ミカサ「未来なんて誰にもわからない」

エレン「………」

ミカサ「人間は誰でも思い通りに生きていけるわけじゃない。

   選択をしてその結果が間違っていることもある。

   選ぶ事自体が出来ない事もある」

エレン「………」

ミカサ「それでも、私はあなたの傍にいる。それだけは、変わらない」

ミカサ「私が、あなたを守る。だから、エレン」

ミカサ「あなたは私の傍にいて欲しい」


33 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/05/08(水) 02:03:06.94 ID:LVsfCvF90
エレン「ミカサ……」

エレン「………行くか」

ミカサ「えぇ、どこまでも、ずっと」

※ ※ ※

「だめです!エレン・イエーガーがどこにもいません!」
「くそっまさか逃げたのか!?王国の為に身を捧げる覚悟もないのか腰抜けめ!!」


アルミン「………」

アルミン(エレンはあの時、部屋に居た筈なんだ)

アルミン(僕がドアをこじ開けた時、エレンは既にどこにもいなかった)

アルミン(部屋の外には馬の蹄の跡があった)

アルミン(どうして?どうしてエレンは逃げなければならなかったんだ?)

アルミン(どうして憲兵隊達がエレンを探していた?)



アルミン「おかしいよね。エレンが一体何をしたっていうんだろうね、ミカサ」

ミカサ「………」


35 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/05/08(水) 02:06:35.98 ID:LVsfCvF90
ミカサ「………」ギリッ!

アルミン「!? ミカサ……?」

ミカサ「エレンッ………!!」

※ ※ ※

エレン「ところでミカサ、いつものマフラーはどうしたんだ?」

ミカサ「………」



ミカサ「クス………」




~進撃のミカサ~  完


36 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/05/08(水) 02:07:35.06 ID:OiejIvje0
え…


38 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/05/08(水) 02:07:52.55 ID:saDuumGm0
まさかのサイコサスペンス


39 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/05/08(水) 02:07:54.52 ID:2xLA3HXq0
終わったの?

えええ・・・・薄い本的展開は?


40 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/05/08(水) 02:08:13.57 ID:LVsfCvF90
ほのぼのラブコメでもと思いついたネタだったのに
どうしてホラーの出来損ないのオチになっちまったのぜ
思いつきでスレなんて立てるもんじゃないな

もう寝ろよ


41 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/05/08(水) 02:13:00.42 ID:+gT1BkOU0
SSのミカサって長門にみえてしかたない


42 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/05/08(水) 02:14:00.41 ID:XNzLruPo0

個人的には好きなオチ

そしてエレンは干からびると


43 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/05/08(水) 02:15:25.35 ID:QpYdJ0Sm0
ミカサ10000人によるエレン争奪戦か


44 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/05/08(水) 02:16:41.08 ID:JFq40j+MO
ミカサオリジナルが動く前にコピーが動いたわけか


45 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/05/08(水) 02:25:47.34 ID:kCa0rdZ10
無駄に良かった

本当に無駄に


転載元

エレン「ミカサシスターズ?」

http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1367934865/









自由への進撃 (通常盤/CD Only)
Linked Horizon
ポニーキャニオン (2013-07-10)
売り上げランキング: 40

関連記事
2013/05/08 20:03 | CM(5) | 進撃の巨人 SS
    コメント一覧
  1. 774@いんばりあん [ 2013/05/08 20:20 ]
  2. そしてオリジナルミカサのエレン奪還が始まるわけか。
  3. 名無しさん@ニュース2ch [ 2013/05/08 21:53 ]
  4. ミサカだと思って開いたらミカサだった時のガッカリ感といったら…
  5. 774@いんばりあん [ 2013/05/09 21:02 ]
  6. 乙ー!!

    名前が似てる上に同時期にアニメ化したからなーww
    ミカサとミサカww
  7. 774@いんばりあん [ 2013/05/10 01:51 ]
  8. ミカサ=100人分 100人分✕10000人=100万人分


    つよい(震え声)
  9. 774@いんばりあん [ 2013/05/27 10:10 ]
  10. シスターズというか、アクメツじゃね?
コメントの投稿










管理者にだけ表示を許可する
トラックバック
この記事のトラックバックURL

インバリアントへようこそ
インバリアント -SSまとめサイト-
管理人:こばりあんと



  • About
  • 記事一覧
  • Twitter
  • まとめ依頼
  • ランダム SS
カテゴリ
アーカイブス

2018年 02月 (25)
2018年 01月 (7)
2017年 12月 (3)
2017年 11月 (22)
2017年 10月 (11)
2017年 09月 (2)
2017年 08月 (161)
2017年 07月 (180)
2017年 06月 (139)
2017年 05月 (311)
2017年 04月 (157)
2016年 02月 (1)
2015年 12月 (1)
2015年 05月 (261)
2015年 04月 (295)
2015年 03月 (305)
2015年 02月 (259)
2015年 01月 (283)
2014年 12月 (275)
2014年 11月 (287)
2014年 10月 (285)
2014年 09月 (262)
2014年 08月 (264)
2014年 07月 (262)
2014年 06月 (223)
2014年 05月 (218)
2014年 04月 (209)
2014年 03月 (185)
2014年 02月 (172)
2014年 01月 (191)
2013年 12月 (184)
2013年 11月 (183)
2013年 10月 (180)
2013年 09月 (153)
2013年 08月 (141)
2013年 07月 (154)
2013年 06月 (146)
2013年 05月 (152)
2013年 04月 (148)
2013年 03月 (130)
2013年 02月 (111)
2013年 01月 (123)
2012年 12月 (127)
2012年 11月 (120)
2012年 10月 (127)
2012年 09月 (117)
2012年 08月 (120)
2012年 07月 (122)
2012年 06月 (116)
2012年 05月 (122)
2012年 04月 (121)
2012年 03月 (123)
2012年 02月 (116)
2012年 01月 (122)
2011年 12月 (118)
2011年 11月 (113)
2011年 10月 (119)
2011年 09月 (110)
2011年 08月 (118)
2011年 07月 (118)
2011年 06月 (118)
2011年 05月 (123)
2011年 04月 (124)
2011年 03月 (117)
2011年 02月 (95)
2011年 01月 (109)
2010年 12月 (119)
2010年 11月 (110)
2010年 10月 (120)
2010年 09月 (74)
2010年 08月 (87)
2010年 07月 (113)
2010年 06月 (72)
2010年 05月 (67)
2010年 04月 (3)

SS検索
Ads
最新記事
Ads2
人気SSランキング